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ジャガーXFに海外試乗! ジャガーの癒しは健在か

目覚めの息吹と言わんばかりの演出

ドラスティックな変化の中にも伝統はしっかり息づいている。たとえば、シンプルな面構成ながら動きが感じられる。この手法はジャガー・デザインの伝統だという。一方、プロファイルはモダンである。そして、伝統とモダンが見事にハーモナイズさいている。

室内に乗り込むと、やはりモダンな空間が広がる。すっきりとシンプルなインテリア・デザインだけに、素材が際立つ。中でも新鮮だったのは、ウッドとレザーという、高級車の定番メニューともいえる伝統的マテリアルに加え、アルミニウムを多用していることだ。ジャガーがインテリアにスボーティでモダンなアルミを使うなんて、ちょっと驚きだ。しかも、暖かい印象のウッドやレザーと、冷たい印象のアルミが見事にマッチしているから不思議だ。

落ち着いてシートに収まると、センターコンソールはやや高めだからスポーツカーのようにすっぽりと収まるような感覚がありながら、正面のダッシュボードは低めだから視界は広がりがある。センターコンソールに目を落とすと、丸いダイヤル型のシフトセレクターがある。ジャガーといえば伝統的なJゲートが有名だが、シフト・バイ・ワイヤとすることで、新しいインターフェイスが可能となった。さて、単純に考えるとダイヤルは回すもの。しかし、パネルと面一になっているため、「いったいどうやって操作するのだろう。」とギモンに思いつつスタートボタンを押すと、舞台のようにシフトセレクターがせり上がり、エアコンのベントがクルリと回転してルーバーが現れた。目覚めの息吹と言わんばかりの凝った演出に、思わず「おっ」と声をあげてしまった。

さらに、ライトをオンにするとフォスファブルーというキレイな水色のライティングが、インストルメントパネルのみならず、ドアトリムやセンターコンソールの縁取りも照らす。「明るく照らす」という機能に留まらず、間接照明により柔らかく室内空間を包み込む。数々のサプライズな演出に、走り出す前からエモーショナルな気分になった。

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