2019年トップはN-BOX。CX-30、マツダ3効果でマツダが前年比プラス【マーケット概況・12月】
掲載 更新 carview! 312
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12月の外国メーカーの輸入乗用車市場は、前年比13.8%減の2万9960台となり、増税の影響が如実に現れた。増税後は10月が22%減、11月は5.9%減と推移し、11月は回復の兆しが見られたが、12月は再び2ケタ減と減少幅が大きかった。
なお1月から12月の累計では29万8378台となり、前年同時期比3.2%減とこちらもマイナスで推移。2019年後半に増税や自然災害の影響で台数が減少したのは輸入車も同様だ。
そうしたなか、クリーンディーゼル車の登録台数は前年比12.3%増の8万0430台と全体の1/4以上を占めている。また、SUV車が好調で、こちらは販売比率が3割を超える勢いだ。こうした傾向は今後も続くと見られる。
12月のブランド別は、前年比10.1%減の7666台を登録したメルセデスが首位を堅持。BMW(4714台)、フォルクスワーゲン(3973台)がこれに続いた。ただし、トップ3の登録台数は軒並み前年割れ。一方、4位アウディと5位ボルボはそれぞれ12.8%増、8.5%増と、市場が縮小した中にも元気の良さを見せた。
2019年年間登録台数は、メルセデスが5年連続で首位を守った。以下、2位フォルクスワーゲン、3位BMW、4位アウディ、5位BMWミニの順で続いた。これらはいずれも前年実績を下回ったが、ボルボ、ジープ、プジョー、ポルシェは前年比プラスを達成。とくに新型「ラングラー」を投入したジープは16.8%増と躍進した。
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