2019年トップはN-BOX。CX-30、マツダ3効果でマツダが前年比プラス【マーケット概況・12月】
掲載 更新 carview! 312
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まずはブランド別に見ていこう。国内自動車メーカーで前年実績を上回ったのは、マツダの1ブランドのみ。ほか8ブランドはマイナスだった。マツダは新型車「マツダ3」や「CX-30」が好調で、普通乗用車が11.5%拡大し、全体で4.1%増と存在感を発揮した。
トヨタは「カローラ」を筆頭に、「プリウス」や「アルファード」の販売好調により、普通乗用車が2.1%のプラスとなったが、小型車と軽乗用車が減少し、全体では1.4%減とわずかに前年実績を下回った。レクサスは「RX」が好調だったが、セダン系が伸び悩んだのと、前年は「UX」がデビュー直後で販売が拡大していた反動で、前年比2.5%減とプラス成長を果たせなかった。
スズキは「スイフトスポーツ」が好調で普通乗用車が28.6%の拡大を見せたが、小型乗用車と軽乗用車が落ち込み、全体では6.3%減となった。ホンダは普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車のすべてが2ケタ減と落ち込み、全体で27%減と厳しい結果に。2月に予定される新型「フィット」のデビューが待たれる。
ダイハツは販売の主力の軽乗用車は25.8%減と落ち込みが大きかったが、コンパクトSUV「ロッキー」の販売が好調で、小型乗用車が32%増と大きく拡大。全体では19.7%のマイナスだった。日産は、普通乗用車と小型乗用車は2ケタ減となったが、軽乗用車は0.3%減とほぼ前年と同等の水準を保った。
スバルは全体的に販売が落ち込み、17.3%のマイナスに。三菱は「デリカD:5」が好調で普通乗用車が4.5%増とプラスとなったが、全体では16.4%のマイナスとなった。

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