カローラスポーツは意外なほど骨太な実力派ハッチだが、マツダ3と比較するとどうなのか?
掲載 更新 carview! 写真:編集部 3
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走り出してすぐに足の動きに感心します。FFハッチバックは特にリヤタイヤがドタドタすることが多いものですが、225/40R18の偏平タイヤを履く試乗車は、前後ともスムーズに足が動いて、一般道から高速道路まで多くのシーンで良好な乗り心地を示しました。これは現行型の「プリウス」や新しい「RAV4」にも共通する美点で、担当編集的にはトヨタTNGAの底力を感じる部分。こういう風に書くと、トヨタの提灯記事だと怒られそうですが(汗)。
ハンドリング性能も印象に残りました。マツダ3との比較では、ハッチバックとセダンという違いを一旦おくと、主にサスペンションのストローク感やスムーズな動きから来る乗り心地のしなやかさやフラット感、コーナリングの正確性などでカローラスポーツが上回ります。リファレンスモデルと言われる現行型「VW ゴルフ」や、「メルセデス・ベンツ Aクラス」と比べても上回るというのが、試乗した部員の印象となりました。編集部員的には、ゴルフを打ち破った(carview!をはじめとするメディアの試乗記評より)とされるマツダ3の走りより、カローラスポーツのほうが評価が高いわけです。
ただ、ブレーキに関してはやや人工的な効き方をすることがある、マツダ3と比べるとスポンジーでコントロールしにくいといった意見が出ています。
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