Gクラスは乗り心地が良く魅力が豊富。ユーザー評価もチェックしよう【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
昨今、流線美を強調したクーペスタイルSUVのような、ラグジュアリーな乗り心地のSUVが人気を博しています。
対照的に、角ばった伝統あるデザインで、いかにもオフロードモデルといった車種も安定した人気を維持していることをご存じでしょうか。
その車種とは、メルセデスベンツGクラスです。外観デザインや走行性能など、魅力が豊富なGクラスの乗り心地はどのようなものなのか、ユーザー評価をご紹介します。Gクラスについて知識を深めましょう。
メルセデスベンツ Gクラスは、誕生以来長年にわたり、こだわりを求めている人たちから強い支持を得てきました。軍用車として誕生した経緯から「ゲレンデ」という愛称で親しまれています。
Gクラスは、悪路走行性に特化した本格的オフローダー車であるため、快適な乗り心地を追求した車ではありません。そのことを念頭に置いて、Gクラスらしい乗り心地の魅力を調べてみましょう。
ベンツ Gクラスは、初代W460モデルをオマージュしたW463型ロングセラーモデルに、2018年ビッグマイナーチェンジを施し新型となりました。
初代誕生以来、角ばった無骨なボディデザインを基本的にそのまま維持している点は、メルセデスベンツのこだわりが感じられます。丸目のヘッドライトや直角に近いフロントガラスも大幅な変更はありません。
走行性能や装備内容は進化し続けているものの、Gクラスらしさを感じさせるディティールが長年愛されている理由のひとつです。
ボディデザインは大きな変化がないものの、ボディサイズは旧型からサイズアップしています。旧型Gクラスのボディサイズは、全長4,575mm×全幅1,930mm×全高1,970mmでした。
新型Gクラスは、全長4,660mm×全幅1,930mm×全高1,975mmです。全長が若干長くなっているため、取り回しに注意が必要になります。
悪路走破性に関しては、圧倒的な力を発揮します。道路状況を選ばず、過酷な地形でも走破可能なオフロード性能は他を寄せ付けません。
フラットなボディ下面に加え、Gモードやクロスカントリーギアなどのオフロード走行を最適に制御する技術が搭載されています。
Gクラスの魅力はオフロード性能だけではありません。サスペンションの改良や性能が向上したパワーユニットのおかげで、オンロードでもスムーズな走りを体感できます。
ベンツ Gクラスは、所有するだけで満足感を得られるブランド力も魅力のひとつです。日本をはじめ、世界中の著名な芸能人やセレブの愛車としてGクラスを挙げています。
著名人の発信により、多くの人が関心を持つようになりました。富裕層からの支持を受け、AMG Gクラスのインテリアは高級感あふれるデザインとなっています。単なるオフローダーではなく、ステータス性が高い車として定着しました。
世界中のコアなファンに愛されているGクラスは、自分らしくカスタムできる点も人気の理由です。JCW DESIGNやオフィス ケイといった有名なパーツブランドには、Gクラスを自由にカスタムできる多彩なパーツが用意されています。
フロントバンパーやヘッドライトカバーなどをカスタムするだけで印象が変わり、愛着が更に湧くのではないでしょうか。オリジナリティあふれる、自分だけのGクラスを作り上げる楽しみを味わえることは、車いじりが好きな方の醍醐味です。
Gクラスの購入を検討するにあたり、基本情報を事前に把握しておきましょう。車の基本スペックを知ると、乗り心地を予想できます。購入後に、走行性能や乗り心地について後悔することがないようにしましょう。
2022年3月時点で販売されていたGクラスのグレードは、ベースモデルと特別仕様車の全4種類でした。しかし、2022年10月時点では、公式サイトにてベースモデルの販売は確認できません。
在庫僅少につき購入できないケースもあり、現在は台数限定の特別仕様車の2モデルのみとなっているため、メルセデスベンツ公式サイトや最寄りの正規販売店で確認しましょう。
■グレード別新車価格
G 350 d:1,251万円
G 400 d:1,289万円
G 550:1,705万円
Mercedes-AMG G 63:2,218万円
(2022年3月時点の情報です)
Mercedes-AMG G 63 Magno Hero Edition:2,860万円
Mercedes-AMG G 63 Edition 55:2,750万円
(2022年10月時点の情報です)
Gクラスは、ディーゼルとガソリンという2種類のパワートレインが用意されています。駆動方式は全て4WDです。
車両重量は、グレードごとに異なります。主要なスペックは下記表を参照してください。
■G 350 dのスペック一覧
全長×全幅×全高(mm):4,660×1,930×1,975
車両重量(kg):2,460
乗車定員(名):5
最低地上高(mm):240
ラゲッジスペース(L):667~1,941
トランスミッション:電子制御9速A/T
エンジン:DOHC直列6気筒ターボ(ディーゼル)
■G 400 dのスペック一覧
全長×全幅×全高(mm):4,660×1,930×1,975
車両重量(kg):2,490
乗車定員(名):5
最低地上高(mm):240
ラゲッジスペース(L):667~1,941
トランスミッション:電子制御9速A/T
エンジン:DOHC直列6気筒ターボ(ディーゼル)
■G 550のスペック一覧
全長×全幅×全高(mm):4,660×1,930×1,975
車両重量(kg):2,450
乗車定員(名):5
最低地上高(mm):240
ラゲッジスペース(L):667~1,941
トランスミッション:電子制御9速A/T
エンジン:DOHC V型8気筒ツインターボ(ガソリン)
■Mercedes-AMG G 63のスペック一覧
全長×全幅×全高(mm):4,660×1,930×1,975
車両重量(kg):2,530
乗車定員(名):5
最低地上高(mm):240
ラゲッジスペース(L):667~1,941
トランスミッション:電子制御9速A/T
エンジン:DOHC V型8気筒ツインターボ(ガソリン)
■Mercedes-AMG G 63 Magno Hero Edition・Mercedes-AMG G 63 Edition 55のスペック一覧
全長×全幅×全高(mm):4,665×1,985×1,975
車両重量(kg):2,530
乗車定員(名):5
最低地上高(mm):240
ラゲッジスペース(L):667~1,941
トランスミッション:電子制御9速A/T
エンジン:V型8気筒(ガソリン)
ベンツ Gクラスのデザイン性や走行性能に魅力を感じて購入される方は、燃費についてはさほど気にしていない方が多いといわれています。旧型Gクラスの燃費性能は良いとは言えないものでした。
モデルチェンジした新型では、燃費性能が改善されています。グレード別の燃費性能は下記のとおりです。
■Gクラスのグレード別燃費(WLTCモード)
G 350 d:9.9km/L
G 400 d:9.7km/L
G 550:7.2km/L
Mercedes-AMG G 63:6.6km/L
Mercedes-AMG G 63 Magno Hero Edition・Mercedes-AMG G 63 Edition 55:6.5km/L
ディーゼルモデルでは、高速走行時の燃費は11.2km/L~11.4km/Lを記録しています。街乗り走行をメインで考えている方は、ディーゼルモデルを検討してみましょう。
実際にGクラスユーザーの評価は、購入を検討する上で役立ちます。快適な乗り心地を重視するか、走行性能やデザインを重視するかなど、重視する条件は人それぞれです。口コミを参考に、自分がどの条件を重視したいかを考慮しましょう。
クルマSNSサイトの「みんカラ」には、Gクラスについての評価がたくさん寄せられています。その口コミを見ると、デザインが気に入っているという声が多数です。
例えば『デザインは旧型と比べて洗練された印象です。カクカクとしたゴツさの中に絶妙なバランスで曲線が取り入れられており、可愛らしさも持ち合わせています』という声から、Gクラスならではのデザインが高評価を得ていることがうかがえます。
他にも『無駄を排した無骨な真四角ボディは装甲車のようでカッコいいと思います』というレビューにうなずく方も多いようです。
Gクラスの魅力として、アイポイントが高い優れた視認性を挙げる方も多くいます。
みんカラのレビューでも『高い目線から見切りが良く運転が意外と楽』や『視界が高く運転しやすい』などの声が多く、視認性の良さが運転のしやすさにつながっていることがGクラスの魅力です。
『4tトラックとほぼ同じ高さからみる景色は最高』との口コミもあります。運転時に目の前に広がる景色が気持ちよく感じられるということは、快適なドライブ、つまり乗り心地につながるポイントです。
2022年3月時点で販売されていたGクラスのグレードは、ベースモデルと特別仕様車の全4種類でした。しかし、2022年10月時点では、公式サイトにてベースモデルの販売は確認できません。
在庫僅少につき購入できないケースもあり、現在は台数限定の特別仕様車の2モデルのみとなっているため、メルセデスベンツ公式サイトや最寄りの正規販売店で確認しましょう。Gクラスに好んで乗る方の多くは、乗り心地の良さというよりも運転する楽しさを重視している方が多い傾向です。「みんカラ」の口コミを見てもその傾向をうかがい知ることができます。
例えば『街中を走っていても、山道を走っていても楽しめる車』や『遊びにガンガン使う車。とにかく飽きない』という声からも、運転そのものを楽しんでいる様子が分かるのではないでしょうか。
『乗り感は正に、質実剛健、運転する楽しさを教えてくれます』というレビューが、おおかたのユーザー評価を表しているようです。
上記項目の他に「みんカラ」の口コミで多かったユーザー評価は、リセールバリューの高さに関するものでした。
『値段が落ちない』という評価を満足している点に挙げている方が多くいます。『幸いリセールもいいので興味があるなら乗れるうちに乗るべきだと思います』や『リセールが抜群に良いのでコスパは非常に優れていると思います』のような意見が多数です。
通常、車は年式が古くなるほど相場価格が下がるといわれている中で、安定した人気ゆえにリセールバリューの高さを維持している点は大きな満足感を味わえます。
魅力あふれるこだわりのGクラスを購入するにあたり、覚えておきたいポイントが幾つかあります。
ユーザー評価でも度々取り上げられるのは、駐車場に関する問題やラゲッジスペースの広さ、バックカメラ使用に関する注意点などです。ひとつずつ調べてみましょう。
ショッピングや病院などに車で行く際には駐車場を利用する必要があります。
比較的新しい駐車場は、新しい車のボディサイズ規格を考慮したゆとりある区画割りがなされているものの、ひと昔前の駐車場は1台当たりのスペースがさほど広くありません。
みんカラの口コミでは『駐車できるところが限られる』の声に加えて『思った以上に小回りも効くし最高』と評価されています。
イメージよりは利用できる駐車場は多いという声も多数です。出かける際には、利用できる駐車場があるかどうかを事前に調査しましょう。
大抵のSUVラゲッジスペースは広く設計されています。しかし、Gクラスは室内空間の広さを追求した車ではないことを覚えておきましょう。旧型Gクラスと比較すると、若干狭くなっているという声もあります。
みんカラのレビューにも『トランクは見た目ひろいです、しかしゴルフバック横に乗せるのは少し難しい』という評価があり、上手に積載するにはコツが必要です。どの程度の荷物を積む機会が多いかを考慮して車を選びましょう。
バックで駐車する際に便利なバックカメラですが、旧型Gクラスではスペアタイヤカバーで視界が良くない状態でした。
新型モデルでは、視界確保のためにバックカメラの位置が変更され、スペアタイヤカバーの下に装着されています。ただし、スペアタイヤカバーの下にカメラがあるゆえにモニターにスペアタイヤカバーが映りません。
そのため、モニター画面だけに頼っていると、スペアタイヤカバーを壁にぶつけてしまう危険があります。バック駐車の際は、モニター画面だけでなく360度カメラを上手に利用するようにしましょう。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
新型「フリード」キャンピングカーを25年1月末に発表! ホワイトハウスキャンパーが斬新「パカッとルーフ」の“車中泊”仕様「STYLE_iD」幕張でお披露目へ
【ヨコハマタイヤ アイスガード7 /SUV試乗】走りを“愉しめる”スタッドレス、20年以上も支持されるには理由がある…中三川大地
TOYOTA GAZOO Racingが2025年からKYOJO CUPへの支援を拡大。SF参戦チームが多数参加へ
フォルクスワーゲン 東京オートサロン2025は「ゴルフ」づくし!新型2車をジャパンプレミア
キャンパーからテスラまで!オートバックスの多彩なカスタムカー集結!東京オートサロン2025
【インド】全長5m級! トヨタ新型「カムリ」発表! 伝統の「FF最大・最上級セダン」が登場! 斬新“サメ顔”採用した「11代目モデル」の姿とは!
KDDI、SF新チーム『KDDI TGMGP TGR-DC』のメインスポンサーに就任。人財育成を支える
[カーオーディオ・素朴な疑問]パワーアンプ編…「クロスオーバー機能」って何? 使う利点は?
Juju、SF参戦を通して“クルマづくり”で成長見せる。話題を呼んだ強気のバトルは「郷に入れば郷に従え」の考えも
布製チェーンの装着体験もできる!プロスタッフ、カーケミカル製品を展示販売でアピール…東京オートサロン2025
トヨタGR、2025年も『もっといいクルマづくり』に向けS耐とニュルへ挑む。プロ11名を発表
【中国】ホンダ新型「イエ P7」公開! パワフルな「4WD」採用の「超スポーティSUV」! クーペ風な流麗ボディが美しい「新モデル」登場
【ホンダ同門対決】維持費とリセールで勝る N-BOX、走りと使い勝手でリードするフィット、幸せになれるのはどっち?
【売り切れ必至か】1000台限定の受注生産モデル、マツダ「ロードスター 35周年記念車」予約受付開始
【気付ける?】バッテリーから見た目、走りまで…三菱「アウトランダー」の改良が“フルモデルチェンジ級”だった
【レガシィ、ステージア世代に乗ってほしい】新型「パサート」試乗 ドライブ好きならSUVよりワゴンでしょ
【新旧エクストレイルをカスタム!】ポタ電10台搭載の災害対応キャラバンなど、日産の「オートサロン2025」出展車両を事前公開
新型「レクサス GX」争奪戦は年始~。公取協の指導で“先着順”のフェアな販売に変わるのは朗報!
【今年はコスパ元年】フロンクスからランクルまで、お手軽予算や最強リセールで覚えておくべき車5選
【ホンダの逆襲】新型「プレリュード」が“ハイブリッド革命”と話題に…エンジンの超進化が向かう世界
【発売秒読み!?】マツダ、2.0Lチューンドエンジン×幌の高性能「ロードスター」市販予定仕様を公開【TAS25】
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!