メルセデスAMG、新型Gクラス最強モデル「G63」をワールドプレミア
掲載 更新 carview! 写真:ダイムラーAG
掲載 更新 carview! 写真:ダイムラーAG
今年1月のデトロイトモーターショーで発表された新型「メルセデス・ベンツGクラス」に、シリーズ最強モデルの「G63」が加わることが明らかになった。メルセデスは3月に開催されるジュネーブモーターショーで同モデルを初披露すると13日、発表した。
新型メルセデスAMG G63が搭載するパワーユニットは、4リッターV8ツインターボ。AMGの熟練した職人により手作業で組み上げられるエンジンのスペックは、最高出力577hp、最大トルク850Nmとなっている。従来の5.5リッターV8ツインターボにヒケをとらないスペックを実現しているばかりか、0-100km/h加速タイムは0.9秒速くなり、4.4秒を実現する。
最高速度はリミッターにより220km/hに制限されるが、オプションの「AMGドライバーズパッケージ」を装着することでこれを240km/hに引き上げることができる。なおこのエンジンは単にパワフルなだけでなく、低負荷時には4気筒停止させる気筒休止システムにより高効率化が図られている。
トランスミッションは、9速ダブルクラッチ式のAMGスピードシフトTCT 9Gを搭載。このトランスミッションは「スポーツ」または「スポーツプラス」に選択するとダブルクラッチ機構が働き、官能的なドライブフィールを実現する。また「マニュアル」に切り替えて、シフトノブやパドルシフトで手動変速を楽しむことも可能だ。
4WDシステムはオンロードでのパフォーマンスも追求された「AMG パフォーマンス4マチック」を搭載する。従来の4WDシステムが前後50:50で駆動配分したのに対し、新システムは前後40:60と後輪の駆動力が強められているのが特徴。もちろん副変速機でローレンジに切り替えて走行することも可能だ。
フロントがダブルウイッシュボーン式へと改められた新型Gクラスだが、そのサスペンションにも、もちろんAMGによるチューニングが施されている。選択されたスプリングはコンベンショナルなコイル式で、オンからオフまでオールラウンドな性能が追求されているとのこと。なおダンパーは乗り心地を調整可能な可変タイプが採用され「コンフォート」「スポーツ」「スポーツプラス」の3モードから選択することが可能だ。
エクステリアは、前後にオーバーフェンダーを採用するのがAMGモデルの特徴。ホイールは21インチと22インチが選択できる。このほか前後バンパーやマフラーも専用品となり、標準モデルとの差別化が図られている。
新型G63は3月6日のジュネーブモーターショーでのワールドプレミアを経て、2018年末の北米ローンチを皮切りに順次発売予定となっている。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【MotoGP】いつまでも兄に負けているわけにはいかない! アレックス・マルケス「決勝は違ったストーリーになるかも」
【MotoGP】アプリリア提案の負傷復帰ライダーの”特別テスト”、ドゥカティは今年改正に反対か「2026年は変えるいいチャンス」
アルファロメオ『ジュニア』のハイブリッド4WD、世界38か国で受注開始
ホンダの“ラグジュアリー・スポーツ”──新型シビック・タイプR RACING BLACK Package試乗記
美しき新型ベントレー・バトゥールThe Black Rose登場──GQ新着カー
トヨタ新型「クラウン・エステート」の走りはどう? 十分な熟成期間を踏まえて“極上の乗り心地”を実現! PHEVは「さらに格上の走り味」
日産「“新型”マーチ」まもなく登場!? 丸目ライトの「コンパクトカー」! 2025年に復活な「パワフルモデル」どんなクルマに?
えぇ!? [2L]エンジン採用!? トヨタ GRヤリス Mコンセプトの開発秘話が凄い件
「愛車をカスタムするなら売ることなんて考えるな」は確かに正論! とはいえイジっても買取価格を下げない方法はある?
アルピーヌA290を超える?:ミカ・ミーオン 「小型・軽量」の面白さ ベスト・ファンEV(4)
「電動版Gクラス」ではなく、新しい価値観を打ち出した1台。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」メルセデス・ベンツG580 with EQテクノロジー
トヨタ新「ハイエース」登場! 走りがスゴい「“パワフルな”商用バン」に進化!? 20周年記念の「スーパーGL“DARK PRIME S”」どんなモデル?
【乗るなら今しかねぇ!】ファイナル・カウントダウン…改良を重ねてきた現行「スープラ」の“生き様”を辿る
バッテリー刷新で激変。三菱「アウトランダー」はダントツの“高コスパPHEV”…ただし補助金には注意点も
【彼らも胸中は複雑】MT車ってもう時代遅れなんだと思います…最近の若者の“リアル”な運転免許事情
キャデラックが「リリック」で日本に攻勢開始。“ベイビーエスカレード”など車種拡大戦略への勝算は?
【ロードスターどちらを選ぶべき?】1.5Lの幌か2LのRFか…幌好きだけどトルク感も捨て難い、ガチ検討勢のライターが苦悶中
ロングセラーというボルボ流の安心感。最上級SUV「XC90」は“大幅改良”で鮮度が高まった今が買いかも
【実際どうなの?】「WR-V」オーナーのガチな本音…コスパは魅力的。でもやっぱり“割り切り”が必要!
「ジムニー」の“進化”を大胆予想。軽、3ドアのシエラ、5ドアのノマドときたら…次はピックアップトラックで決まり⁉︎
やっと出た「エステート」にもマット塗装追加! “ザ・クラウン”でしか買えない特別仕様車は今夏発売
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!