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パサートヴァリアント、「GTE」とディーゼルの「TDI」にドイツで試乗

豪雨でも室内は平穏無事のトルクフルドライブ

諸々の取材を終え、いよいよVWのディーゼル車をドライブする時間がやって来た。レンタカーとして選んだのは、150ps/340Nmを発生する2.0Lディーゼルターボを積んだ「パサートヴァリアント 2.0 TDI」。選んだといっても、3人と3人分の大きなスーツケースを積もうと思ったら、サイズ的にこれがベストだっただけの話。計算通り、それらは余裕しゃくしゃくで飲み込まれていった。

レンタカーは当然ながら左ハンドルで、嬉しいことにマニュアルトランスミッションだった。本当は日本に入る可能性が高いオートマの方がより参考になるのだろうが、個人的な欲望が余裕で勝ってしまった。クルマ好きの諸兄姉なら、きっと理解してくれるはず。

ハンドルを任されたルートは、ザクセンリンクから北北西へヴォルフスブルクに向かう途中の残り150キロほどの地点から。イグニッションオンとともに、ガソリン車とは明らかに異なる重低音が響く。クルマもやる気満々ではないか。さっそく走り出す。が、外はすでに闇夜、しかも生憎の雨というか豪雨だった。

右側通行かつ久しぶりの左ハンドルMTということで、しばらくは運転感覚を取り戻すことに注力していると、ほどなくアウトバーンに突入した。さっそくアクセル全開! といきたいところだったが、120km/h制限の区間が延々と続く。とはいえ、60km/hの状態から120km/hまで一気に加速するトルク感、そして極低回転域で粛々と巡航するサマは、やはりディーゼルならではの美点だ。

ドライビングフィールは極めて良好。ギアを引っ張って力強い加速を楽しむのも良し、横着して高いギアのまま走るのも良し、自由気ままだ。トルクフルなディーゼルエンジンが、あらゆるシーンでドライバーのわがままに楽々と付き合ってくれる。

静粛性も高い、、はずなのだが、はっきりとした実感がない。そう、雨がちっとも止まないのだ。耳に届くのはクルマに叩きつける雨の音と時おり遠くで響く雷鳴、そして助手席に座る同行者の大きなイビキだけだった。視界もままならず、走るにはリスキーな状況が続いていたが、室内は至って平穏無事だった。

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