マツダ「CX-60」商品改良で手頃な新グレード「XD SP」登場。Lパッケージとどっちがおトク？

新グレードのXD SP

パワーリフトゲートはLパッケージに標準だが…

ここからは内外装の装備差を見ていきます。まず大前提として、ボディサイズや車両重量、ディーゼルエンジンの出力、WLTCモード燃費といった基本スペックは、SPもLパッケージも共通です。

エクステリア

さすがはプレミアムSUVというべきか、アダプティブLEDヘッドライトはガソリンモデルも含めて全グレードに標準装備。

そしてグレード展開が豊富なCX-60の中でも比較的廉価な素のディーゼルのXDの場合、フロント＆リア＆サイドのガーニッシュ類はどちらもブラックの樹脂で共通。一方、ホイールはどちらも大径20インチのアルミで、Lパッケージがシルバーメタリック塗装、SPがブラックメタリック塗装となっています。

グリルの枠（シグネチャーウイング）やサイドのバッジ（シグネチャーガーニッシュ）もLパッケージがクロームでSPがブラッククローム。フロントグリルはLパッケージがバータイプでSPがハニカムタイプなど細かな違いはありますが、このあたりは好みの問題でしょうか。

注目はハンズフリー機能付きパワーリフトゲートで、Lパッケージには標準装備されますが、SPにはOP設定もされません。この手の機能はドライバー以外にも影響するだけに、家族の意見をチェックしておきたいところかもしれません。

（次のページは内装を中心に比較）