「アルファード」は「残価ローン」がないと売れなくなる? 法人が「現金一括」を好む意外な理由も
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 192
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そもそも残価設定ローンとは、クルマの購入価格の一部を「残価」として設定し、その分を除いた金額を3~5年程度の分割で支払う仕組みです。
「残価」は、そのクルマが数年後にどれくらいの価値を持つかを予測して決められます。
そのため、「中古車となっても価値が高いクルマ(=リセール価値が高いクルマ)」は「残価」が大きくなるため、車両価格に対して月々の支払い金額が低くなります。
契約期間が終了したあとは、残価を支払いクルマを自分のものにするか、支払わずにクルマを返却し契約終了とするか、または新たに買い替えるか選ぶことができます。
中古車市場でも高い人気を誇るアルファードは、残価設定ローンを活用することで、いわゆる通常のローンに比べて月々の支払額を驚くほど抑えることが可能です。
そういう意味で、アルファードは残価設定ローンと相性のよいモデルと言うことができます。
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では、実際にアルファードを購入したユーザーは、どの程度残価設定ローンを利用しているのでしょうか?
大阪にある販売店の担当者は次のように話します。
「たしかに、アルファードを購入したお客様の多くは残価設定ローンを利用されています。
地域などによっても異なると思いますが、当店の場合、アルファードをお求めになる個人のお客様のほとんどが残価設定ローンを利用している印象です」
また、宮城県の販売店関係者も「残価設定ローンを利用するお客様が、かなりの割合を占める」と話します。
(次のページに続く)
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