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レクサスGSに試乗 アリストの影はもはや皆無

スポーティーな身のこなし

しかし、デビュー当時のGSは、少なくとも僕の目には“トヨタ車の延長線上”にしか見えなかった。アリストとオーバーラップして見えてしまったのもひとつの理由だが、それ以上に、走りの質感にトヨタ車との明確な違いが感じられなかったのだ。端的に言ってしまえば、クラウン・アスリートの足をさらにちょっと固めたような感じ、にしか思えなかったのである。

しかし、昨年の改良でそのあたりの不満点は大幅に改善された。試乗したのは今回もランフラットタイヤとアクティブスタビライザーを組み合わせたGS460だったが、アクティブスタビライザーはコーナーでのロールを抑えた姿勢変化の少ない走りをもたらす一方で、荒れた路面でもバタ付きのないしなやかな乗り味を提供してくれた。以前はアクティブスタビライザーを装着するとランフラットタイヤしか装着できなくなるため、乗り心地が悪く、メリットよりデメリットのほうが大きかった。が、いまならアクティブスタビライザー付きがオススメだと自信をもって言える。プレミアムカーらしい快適性を味わいながらも、クラウン・アスリートより確実にスポーティーな身のこなしを楽しめるからだ。

スポーティー。これがGSを選ぶ上での大きなキーワードとなる。LSと比べると明らかにキュッと締まったスポーティーな乗り味を味わわせてくれるのがGSの特徴だからだ。また、軽快なフットワークから来るものだろうか、走らせていると実際のサイズよりずっとコンパクトなクルマに乗っているような気分を味わえるのもGSの美点だ。

LSほどのサイズは必要ない。けれどもISだと少々小さすぎる…という人はもちろん、LSはフォーマルすぎだが、ISはカジュアルすぎると感じている人にもGSはピタリと当てはまる。そして何より、ラグジュアリーとスポーティーという相反する要素を高いレベルで両立したモデルとして、GSの果たす役割は大きい。

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