フィアット「600e」日本発売。“100”の魅力をプラスもライバルより強気の価格…ルパン三世とコラボも
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:Stellantisジャパン 3
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ステランティスジャパンは9月10日、フィアット「600e(セイチェントイー)」を発売した。
600eはフィアットブランドから新たに登場したコンパクトクロスオーバーで、「500X」の後継モデル。当初コンパクトカーである「500(チンクエチェント)」のプラットフォームをサイズアップし開発が進められていたが、途中からステランティスの新世代プラットフォーム(マルチエナジーCMP)へと変更された経緯があり、「e」の名の通り最新のCMPを活用した電気自動車(BEV)も展開できるようになった。
欧州で発表済みのマイルドハイブリッド仕様(フィアット「600」)も25年春頃に導入される予定だが、ステランティスジャパンの代表取締役社長の打越晋氏は発表会において「ステランティスジャパンが歩みを進める新しい時代をご紹介したい」と語るなど、まずは先行してBEVモデルが投入された。
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デザインは、フィアットブランドのアイコンとも呼べる500の「ビッグ・シスター」というだけあって、500の可愛らしさなどを受け継ぎつつ、ゆったりとした居住スペースや広いラゲッジルーム(通常時は360L、後席を倒すと最大1231L)などの機能性をプラス。アイコニックなヘッドライトや、やや逆スラントしたフロントフェイシアなど“いたずらっ子”のような表情が特徴で20~30代の購入意欲が高いという。
打越社長も「チンクエチェント(500)からセイチェント(600)へ、“一回り”どころか“百回り”も大きな魅力を(付与したことを)表している」と自信を示す。
ルーフラインやライト周りのエッジ、トランクハンドルなど、初代セイチェントのディテールを受け継ぎつつ、グリルやリアライト、ホイールなどにデジタルドットをあしらうことでBEVらしい先進性も追加している。
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