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“プリウス効果”で市場構成が変化【ボディタイプ別売れ筋】

ハッチバック:首位はアクア、プリウスは2位

12月のハッチバック市場は6万7017台で、前月比15%増、前年比0.3%減となった。新型プリウスの登録台数は車種別では第1位となったが、ステーションワゴン部門に分類される「プリウスα」を除いたハッチバックのみの登録台数は1万3620台で、ボディタイプ別で「トヨタ アクア」(1万5066台)が首位を守った。アクアは11月に自動ブレーキをはじめとする安全装備を充実する改良を行っており、この効果も大きかったようだ。

ちなみに2位プリウスの1万3620台の登録台数のうち、新型の占める割合は90%で、まだ旧型も10%含まれている。メーカーの発表によると新型の受注は1ヶ月で10万台に達しており、需要に対して登録が追いついていない状況だ。来月以降にプリウスが首位に立つ可能性は十分にある。

3位は8065台が登録された「ホンダ フィット」。プリウス復権で順位をひとつ下げたが、前月から10.1%増加しており、まずまず好調。4位「日産 ノート」(前月比-2.9%)と5位「トヨタ ヴィッツ」(前月比+1.8%増)も前月とほぼ同水準を保っており、これらBセグメント・ハッチバックのパイが、Cセグメントのプリウスに喰われるような現象は見られない。

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