ミシュランの冬タイヤ研究は日本の研究開発拠点「太田サイト」が主導していた
掲載 更新 carview! 写真:日本ミシュランタイヤ
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見学の二つ目は、アイス路や雪道の走行シミュレーションができるアイスドラム。氷点下に冷やされた研究棟内に、直径6メートルぐらい(適当)の金属ドラムが縦に回っていて、このドラムの内面にアイスや雪などの擬似路面を再現して、タイヤのグリップや接地面の状態などを研究するんだそうです。
夏場にある程度の距離の凍結路面を走るためには、単純に考えると恐ろしく長い冷蔵庫のような施設が必要になりそうですが、こうして円筒状にしておけば比較的小さな施設でできますよね。円周だから微妙に湾曲してるし、リアルの冬路面とは違うわけですが、温度などの管理がしやすく狙った路面状態を安定して保てるため、ピンポイントの研究には都合がいいんだとか。
担当エンジニアによると、ドラムの内側にどんな冬路面を再現するのかが腕の見せ所だそう。アイスや雪、シャーベットなど、実験に必要な路面を正確に作り出すノウハウもタイヤ開発の肝になっているのでした。
・・・というわけで、知られざるミシュラン太田サイトへの訪問、実は今回がマスコミなど一般向けには初公開だったんだとか。厳重なセキュリティの中、ミシュランタイヤの秘密を少しだけ知った気になりました。発表されたばかりのニュー・スタッドレスタイヤ「ミシュラン X-ICE 3+」も楽しみであります。(編集T)
※このページの写真について
冬路面を再現する鉄製のドラム。アイス路面はドラムの内面に作ります。
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