SUV仕立て&唯一の4WD、VWパサート オールトラックはシリーズの真打ちか
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
当初は数年前の予定で手はずを整えていたと聞くVWのディーゼル・モデル導入計画が、ここまで遅れる結果となったのはもちろん、改めて言うまでもない自らの手による例の不正行為が、その一因となってしまったことは間違いナシ。
一方で、そんなハードルを乗り越えた末にようやく日本への導入を果たしたディーゼルエンジンは、尿素SCRやDPFといった最新の排ガス処理システムを搭載して真に「クリーンディーゼル」というタイトルを謳うことが出来る、最高190psの出力と最大400Nmのトルクを発する、ターボ付き2リッターのコモンレール式直噴4気筒ユニットだ。
この新たな心臓と6速DSGを組み合わせ、2018年の2月から搭載したのは、VWでは「ヴァリアント」を称するステーションワゴンと4ドア・セダンという、2つのボディのパサート。ただし、いずれも駆動輪は前輪のみのFWD仕様に限られていた。これは、特に降雪地帯のユーザーにとっては大きな不満の種であったに違いない。
ここで紹介するのはそんな悩みを一気に解決する、前出のTDIエンジン+4WDシャシーという組み合わせを採用した「パサート オールトラック」なる追加モデル。FWD仕様に比べると最低地上高が30mmプラスとなるのに加え、アクセル操作に対する線形とABS制御が滑りやすい路面により適したものへと一括変更され、さらにブレーキの自動制御によって急な下り坂の車速コントロールを行う”ヒルディセントアシスト”が作動する「オフロードモード」も用意するなど、降雪地帯に住むユーザーやウインタースポーツを趣味とする人には待ちに待った内容の持ち主と言える、最新のVW車である。
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