SUV仕立て&唯一の4WD、VWパサート オールトラックはシリーズの真打ちか
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
オールトラックのエクステリア・デザインは、ステーションワゴンのマーケットが皆無に等しいアメリカでの販売も見込んでか、”ヴァリアント”をベースとしながらも軽くSUV仕立ての雰囲気で纏められていることが特徴だ。アンダーガード付きの前後バンパーや、ホイールハウスのエクステンション。マットクローム仕上げのドアミラーケースなどが、ヴァリアントとは異なるこのモデル専用のコスメティクスとなっている。
一方のインテリアでは、ダッシュボードやドアトリムに専用のデコラティブパネルが採用されたり、アルミ調のペダルクラスターが用いられたりといった差別化は図られているものの、こちらはヴァリアントとの雰囲気の違いは無いにも等しい仕上がり。もちろん、大人4人が乗り込みながら広大なラゲッジスペースも確保されるなど、使い勝手の良さはパサート・ヴァリアントならではの美点として寸分違わずに受け継がれている。
センターコンソール上のスイッチを押して心臓に火を入れると、即座に独特のエンジン音が耳に届いて“ガソリンエンジン車では無い”ことは明白だ。ボリュームは特に小さいわけではないものの、同時に決して耳障りな音質でもなく、結果として「ノイズは余り気にならない」というのが実感になる。
アイドリング・ストップ状態からのリ・スタートがなかなか素早いのは褒められる点だが、気になるのはスターターモーターが作動する瞬間に、ワイパーが”一時停止”してしまうこと。実はこれは、過去にも多くのVW車で体験をして来た現象。実用上の問題はナシとしても、再始動のたびに目の前でワイパーの動きが一瞬止まってしまうというのは、特に500万円超のモデルとしてはプレミアム感が著しく殺がれると、納得行かないユーザーが多いのではないだろうか。
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