シトロエンDS4/C5/DS3レーシングに試乗
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:菊池 貴之
C4より若干背の高いSUV風の雰囲気を持つボディに乗り込むと、ダッシュボードの基本デザインはC4と共通ながら、バケットタイプのシートを備えるインテリアがスポーティな印象を与える。やや高めにセットされたシートは全般に硬めの造りで身体を支える現代的なものだが、表面近くのクッションのソフトな感触がなにやらシトロエンらしい。
そこに座ってエンジンを目覚めさせ、フロアのセレクターをDレンジに送ってスロットルを軽く踏む。するとDS4はトルコンスリップをほとんど感じさせずにスッと走り出し、そのままスピードを上げていく。1.6リッター直噴ターボはどちらかというとターボ感の希薄なエンジンだが、全域で豊かなトルクを生み出すことで動力性能に貢献している。
シフトショックはEGSと比べてはもちろんのこと、C4に装備される4段ATと比べても明らかに小さく、6段AT採用のご利益がストレートに感じられるが、ひとつ意外だったのはシフトアップのタイミングがドライバーが期待するより若干遅めで、C4の4段ATにもつうじる変速の残る感じが、まだ少しあることだった。一方、メーターの100km/hはDレンジの6速でちょうど2000rpmという低回転だから、高速クルージングにおけるエンジン音は低く抑えられているし、燃費にも確実に貢献しているはずだ。
DS4の試乗車は走行3000km弱という事実上の新車だった。そのためもあってかサスペンションはかつての記憶より硬めに感じられたが、それでも乗り心地に独特のスムーズさがあるのがシトロエンらしい。と同時に、雨の高速進入路のカーブで試みたコーナリングでは、前輪の強固なグリップが印象的で、DS4のハンドリングキャラクターがそのスタイリングやインテリアに相応しい、スポーツライクなものであることが実感できた。
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