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【いつのまにか本気仕様に】“街乗りお手軽車”のはずが本格的なスポーツカーになっちゃった。初の量産ミッドシップ「MR2」

日本初の量産ミッドシップカー誕生!

日本初の量産ミッドシップスポーツカー、それがトヨタ「MR2」だ。1983年秋の東京モーターショーに出品された「SV-3」というコンセプトカーの市販モデルで、FFシャーシ(前輪駆動)のカローラのメカニズムを利用した合理的な設計をもつ、新世代ミッドシップスポーツカーだった。

エンジンを駆動輪となる後輪の前に配置し、前後の重量配分を理想的に仕上げたミッドシップレイアウトは、優れたトラクション性能と、俊敏なハンドリングを高次元で両立できるスポーツカーにとって最良のレイアウトである。

しかし、様々な技術的な制約があり、1984年6月にMR2がデビューするまで日本にはミッドシップレイアウトの量産車は存在しなかった。

ミッドシップは、フェラーリやロータスといったスーパースポーツの専売特許であり、実際に乗り回すことがかなわない夢のレイアウトというのが、当時のイメージだった。

しかしMR2は、その殻をあっさりと打ち破ってみせた。瞬く間にスポーツ派ドライバーの憧れの存在となるのは当然の成り行きだった。

(次のページに続く)

>>【画像】直線基調のデザイン。今見ると新鮮? 初代MR2のフォトをチェック

#MR-2 #ミッドシップ #スポーツカー #FT-Se #トヨタ

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  • 2025/5/13 09:32

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    AWもSWも乗りましたが私の腕では振り回すことなどとてもできないじゃじゃ馬でした。
    何度かスピンして事故った事があり少しケツが出るだけでトラウマになりビビってました。お陰様で小舵角のカウンターと連動したアクセルワークは少し覚えられたと思います。それからGC8に乗り換えたら夢のような安楽さで驚いたのを覚えています。アンダーでサイド引かないとケツが出ないのにも驚きでした。昭和〜平成初期は楽しい思い出がいっぱいです。因みにSW20GTやGC8タイプRの新車が300万円で買えたいい時代でした。
  • 2025/5/13 10:41

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    素性が良く、スポーツ走行できてしまったのが要因ですね。
    リアのみでいいからタイヤグリップ上げれば、たちまち若者の腕を試せる楽しい車に早変わり。
    小型軽量だから燃費も悪くなく、若くて金なくても何とかブン回せた。羨ましい時代です。
  • 2025/5/13 09:15

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    カーター政権時代のアメリカ政府が、省エネ政策の一環として、こういうミッドシップの2座ランナバウトを売り出すよう、各メーカーに指示を出していた。その後政権が石油利権をバックに持つレーガン大統領に代わったことで政府の計画はなくなるが、多くのメーカーがもう後戻りできないところまで開発を進めてしまっていた。

    だから80年代にアメリカで活動するいくつかのメーカーから同じような車が出ている。ほとんどのメーカーはコストを理由にFWDで出したが、トヨタとGMは政府の青写真通りにミッドシップで造った。それが初代MR2とポンテアック・フィエロである。FWDで出たものとしてはフォードのEXP(LN7)、クライスラーのダッジ・ランペイジ/プリマス・スキャンプ、日産のパルサーEXA、ホンダのCR-Xなどがあった。クライスラーの2台はピックアップトラックとして出たが、それを軽の規格でパロったのがマイティボーイである。

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