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日本死ね、は保育現場だけじゃない。自動車整備士激減で業界は存続の危機に

電子化や整備の簡略化は自動車整備をツマらなくする!?

その点、現代のクルマは全取っ替えであり、アッセンブリー交換です。そうでなくとも基本的な技術以上に「診断機が使えるか」「パソコンが使えるか」が重要。そうなるとどうせだったらもうちょっとキレイな電機業界に行こうなどとなるのかもしれません。

そこでそれこそNATSでは生徒がカスタムカーを作ったり、レーシングカーの整備をしたりと面白い分野を探っています。実際に「職種は断然広がる」そうです。整備だけでなく板金修理やエアロパーツ加工の仕事が来たり、意外なところではディズニーランドのパレード用モックアップ作りをしている卒業生もいるとか。それらはやはり仕事の魅力に繋がるのです。

整備自体を簡略化するのもいいですけど、仕事そのものを面白くする、そういう取り組みも必要なのかもしれません。実際、「トヨタ86」はオプションパーツも多く、クルマ自体が面白いので整備人気が高いそうです。そのほかクラシックカー専門の整備課新設もありかもしれません。

面白いところではアジアやASEAN需要もあります。今、NATSほか整備士学校には発展途上国から来る生徒もちらほら。タイ、インドネシア、スリランカなどから来る彼らはとにかくハングリー。なにしろ彼の国では古い日本車が一杯走っていて、型落ちのプリウスの修理がまさに求められている。それは一部診断機の世界を超えることもあるそうです。

思い切ってASEANに行って、日本の中古パーツをガンガン輸入して現地で直して稼ぐ! そういう若きハングリー日本人メカニックが生まれてもいいのかもしれません。もちろん小沢の勝手な理想ではありますが。

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