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“世界の人気車”なのに販売50位に失速。トヨタSUVの大黒柱「RAV4」に何が起きているのか?

“世界の人気車”なのに販売50位に失速。トヨタSUVの大黒柱「RAV4」に何が起きているのか?

ハリアハリアー G(ハイブリッド、FF)

2024年末の販売台数低迷には原因があった!

RAV4が2024年末に販売台数を大きく落とした要因は、2024年6月3日に発覚したトヨタの認証不正問題が大きく関係していると考えられます。

RAV4は認証不正の対象車両であったことから、同年7月29日に出荷を一時停止しました。受注も停止され、11月28日の一部改良のタイミングでようやく受注が再開されました。

また7月に入った時点で、すでに一部改良を予定している話がディーラーにも届いており、ユーザーはそれ以前から改良型の登場待ちで注文を控えていたと予想されます。

自販連の販売台数は登録台数の集計であり、受注台数とは時間的なズレが生じます。

RAV4の受注と生産、出荷が停止となっていた約4ヵ月間の販売台数減と、それ以前から続いていた一部改良型の発売待ちが重なった結果、2024年10月の販売台数ランキングに影響が表れはじめ、11月と12月の急激な販売台数の低下へとつながったと推測されます。

現に生産と出荷が再開されたRAV4は、2025年1月の販売台数ランキングでは29位まで再浮上しています。

モデル末期の魅力低下とFFモデル廃止も影響か

ただし、発売から時間が経つRAV4が競争力を落としている事実も否めません。

同じく認証不正問題の影響を受けたハリアーも受注および生産を停止していましたが、11月と12月の販売台数の落ち込みはRAV4ほどではありませんでした。

11月28日に発売されたRAV4の一部改良モデルは標準装備が充実し、お買い得感が増したものの価格は微増しています。

また同時にFFモデルが廃止されガソリンモデル、ハイブリッドモデルともに4WDのみとなったためRAV4のスタートプライスは大幅に上昇しました。

4WD専用モデルとなったRAV4はハリアーとの差別化は図れますが、価格が高くなることで安価なFFモデルを希望する購入者はハリアーや「カローラクロス」へ流れる可能性が高くなります。

オフロードSUVらしいRAV4のスタイリングやキャラクターは依然として魅力的です。しかし、以上の理由から今後の緩やかな販売台数減少は避けられないでしょう。

>>現行型RAV4やハリアーの画像をチェックする

(次のページに続く)

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