“世界の人気車”なのに販売50位に失速。トヨタSUVの大黒柱「RAV4」に何が起きているのか?
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 191
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 191
2019年にフルモデルチェンジし、高い人気を維持し続けてきた5代目トヨタ「 RAV4」ですが、その人気ぶりに陰りが見えています。
日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表している販売台数ランキングでは2024年に入ってからも20位台前半をキープし続けていましたが、11月は一気に41位まで急落し、12月には50位にまで順位を落としました。
この急激な販売台数低下の原因は、一体どこにあるのでしょうか?
初代トヨタ RAV4は、1994年に登場したクロスオーバーSUVの先駆けともいえるモデルです。
現行型となる5代目RAV4は、近未来的なエクステリアデザインとオフロードSUVらしい高い走行性能が与えられて登場し、発売から約1ヵ月で月販目標の8倍にあたる2万4000台を受注する人気ぶりを見せました。
翌年6月には高い環境性能と走行性能を両立させたPHEVモデルを投入。その後も特別仕様車の追加や逐次改良を重ね、「ハリアー」と並ぶトヨタのミドルサイズSUVの代表格として確固たる地位を築いています。
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