DS3カブリオ、雨の日にはオープンに乗って!?
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:篠原 晃一
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天気予報には、オープンカーに最も似つかわしくないマークが並んでいた。時折シャワーのように雨を降らし、ザワザワと木々を揺らす風を連れて、大型台風が接近中だった。こんな日に、DS3カブリオ……。天気を恨みつつも、まずはひとしきり外観を眺めてみる。
DSシリーズは、もともと個性的なモデルを送り出しているシトロエンが、新たに独創と革新を象徴するクルマづくりを行うために立ち上げたニューラインだ。ハッチバックのDS3から2010年にスタートして以来、DS4、DS5とラインアップを増やし、すでに世界で37万台を販売している。7月に発売済みのDS3カブリオを含めて、日本でも4000台に迫る勢いだ。
その好調を支えているのは、他のどれとも似ていない、唯一無二の世界観をつくりだしている、デザインの魅力が大きい。シトロエンとしては、10年ぶりにリリースするオープンカーとなるDS3カブリオだが、そのデザインテーマは「カブリオである前に、DS3であること」。ギュっと塊感のあるフォルムや、屋根が浮いているように見えるフローティングルーフ、流れに逆らっているかに見えるBピラーなど、すべてがDS3と変わらない仕上がり。トップを閉じていたら、オープンカーだと気づく人はそう多くないはずだ。
しかしカブリオだけの特別なこだわりも、しっかりある。ひとつは、それぞれに異なる素材と織物の手法を用いた3種類のルーフキャンバス。耐候性や静粛性、耐久性などをクリアしつつ、電動でスルスルとなめらかに畳まれていくルーフキャンバスは、色もデザインも他に見たことがない。そしてリアには、3次元的に光を放つという3DのLEDコンビネーションランプが目を惹く。コンセプトカー「Survolt(スルヴォル)」からのインスピレーションで設計されたというだけあって、これが点灯するとリアビューが華やぐ。こうしたパーツは斬新かつ優雅で、まさにDSシリーズのオープンモデルにふさわしいものだ。
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