アウディe-tron早くも受注2万台以上!? 12月発売で優位に立つか?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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9月17日にサンフランシスコで開催されたワールドプレミアから僅か10日後に、わたしはこの「アウディ e-tron」に試乗するためにナミビアに降り立った。e-tronのプロトタイプによる開発テストに参加することができたのだ。
到着したのは首都のウイントフックから飛行機でさらに1時間半のビッターヴァッサーという町だ。ドイツ語で“苦い水(Bitterwasser)”という名前の町の郊外には広大な乾燥湖があり、その元湖底は非常に細かな砂が積もっていて、表面の摩擦係数は 0.4~0.6ミュー(※積雪路に近い摩擦係数)である。
アウディが特にこの場所でe-tronの頻繁なテストを繰り返しているのは、このBEV(バッテリー電気自動車)の4WDシステムはアウディとしては初めて前後輪に電気モーターを搭載した「クワトロ」であり、十分なテストが不可欠であったからだ。
我々6名の招待ジャーナリストはそれぞれ6台のテスト車に乗り込んだが、いずれもまだカムフラージュをまとったままであった。冒頭に述べたようにすでにエクステリアとインテリア・デザインは公開されているので改めて解説するまでもないが、思ったよりも常識的な自動車(SUV)の形をしている。
わずかにリアビューミラーに代わって取り付けられた潜望鏡のようなカメラが新しさを演出している。それだけではない、1540ユーロ(約20万円)のオプションで装備可能なこの小さな車外カメラは、全幅を15cmも狭め、空力特性を5%向上させる。これは後続距離に換算すると7kmに当たる。
ただし、このカメラの機能は完璧とは言えない。ドアの前方内側にある小さなモニター(7インチのOLED)は位置がやや低く、画面周辺が流れるのが不自然で、視認には慣れが必要だ。この手のeミラーは今のところ、高くて不便なだけでなく、ちょっとした衝突事故でも高い修理費用が掛かってしまう。未来志向だからと言って安易に装着するのは考えものかもしれない。
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