レクサスの最上級セダンLSを日本初披露。発売は今秋以降にハイブリッドから
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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レクサスは6月26日、フラッグシップセダンの「LS」を約11年ぶりにフルモデルチェンジして日本初披露した。今回は概要発表のため価格や詳細スペックは未公表。発売予定時期はハイブリッド車の「LS500h」が10月、ガソリン車の「LS500」が年内中を目指すとのこと。
エクステリアは従来の重厚、フォーマルな見た目から、スポーティなクーペシルエットへと一新。スピンドルグリルの存在感も増して、より精悍なフロントフェイスを得た。ボディサイズは全長5235(現行LS460比+145)×全幅1900(同+25)×全高1450mm(同-15mm)となり、ワイド&ローなスタイルが強調された。インテリアでは水平基調のインストルメントパネル中央に12.3インチの大型モニターを配置。ソフトで高い質感の素材によって連続性のあるデザインを構成し、乗員を包み込むような快適な空間を目指したという。
パワートレーンは、ガソリン車のLS500が新開発の3.5リッターV6ツインターボ(最高出力310kW/最大トルク600Nm)に10速ATの組み合わせ。ハイブリッド車のLS500hは、3.5リッターV6(同220kW/同350Nm)と2基のモーターに有段変速機構を組み合わせた「マルチステージハイブリッドシステム」を採用する。また新開発の「GA-L」プラットフォームにより、重心高や前後重量配分の最適化、ボディ剛性向上、軽量化などを行い、乗り心地や動的性能を磨いたという。
今回最も時間を割いて説明が行われたのが、より幅広い事故形態に対応すべく新たに導入が予定されている予防安全技術「レクサス セーフティシステム+A(プラスエー)」。従来の「レクサス セーフティシステム+」でパッケージ化されている、プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、レーダークルーズコントロールなどの機能向上とともに、自動ブレーキだけでは衝突を回避できない場合に作動するアクティブ操舵回避支援(世界初)や、交差点での出会い頭事故を予防するフロントクロストラフィックアラートを追加した。さらに将来の自動運転を視野にいれ、車線維持や車線変更支援を可能にした高度運転支援技術「レクサス CoDrive(コードライブ)」も採用された。
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