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新型エクスプローラー アメリカンSUVの新境地

進化したリーバイス

最後になってしまったが、微妙なのはインテリアだろう。確かに今まで以上にクオリティは高い。インパネ樹脂は、全面ソフトパッドで触り心地がいいし、メタリック調プラスティックパネルもセンス良くまとめられている。もはやクラシックなトラック派生の4×4としての面影はなく、完璧にモダンSUVだ。

が、質感そのものは正直、「言うほど凄い?」とは思った。樹脂のツヤは依然としてアメリカンSUVっぽいし、欧州高級SUVほどに高品質素材を使い分けているようにも思えない。レベルアップはかなりのものだが、トップレベルとは言い難い。

それより他の新システムに、アメリカの凄さを感じた。例えば新装備の「MY FORDタッチ」。名前から想像できるように完全タッチスクリーンによる操作が可能で、それも空調からオーディオから電話、さらにインフォメーションとしてカレンダーそのほかアプリケーションを一括でコントロールできる。

まさにアップルの「iPodタッチ」よろしく新しいITの世界を感じさせるモノで、馴れは必要だが、覚えたら便利そう。さすがはアメリカ! マイクロソフトやMacのパソコン同様、マシンと同時に「考え方」まで進化させる合理性は素晴らしく、日欧じゃできない。

それとデザインだろう。シンプルかつモダンなエクステリアは、アメリカン人好みらしく「わかってる」。新し過ぎず、古過ぎず、ちょうどいいのだ。昔、同じグループだったランドローバー系の血を少し感じるが、モダンSUVならではの顔を持ちつつ、シンプルな直線基調のサイドパネルなど、オーソドックスな良さも持ち合わせている。

私にとってエクスプローラーはやはり進化した「リーバイス」なのだ。どんなに良く出来ていてもモード系のセレブジーンズではなく、都会のカクテルパーティだけで履きつぶすようなものではない。街はもちろん時には野山に出て、家族と気兼ねなく楽しむ。そういうライフで使ってみたい道具なのである。

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