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セレナ、N BOXが強い ボディタイプ別売れ筋

全ボディタイプでベスト3に変動なし

7月のボディタイプ別売れ筋モデルをチェック

 今回は7月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタ カローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産の輸入車含む)全体では42万8081台、前年同月比143.3%と10カ月連続で前年を上回り、東日本大震災前の10年7月と比べても5.6%増と好調をキープしている。ボディタイプごとの合計では特に軽乗用車が好調で、前年同月比53.4%増となる14万9658台は、10年7月比でも32.2%増と大幅な伸びとなっていて、3/5ナンバーの普通車、小型車合計(海外生産の輸入車含む)が27万8423台で前年同月比こそ38.4%増だが、10年7月比では4.7%減になっているだけに、軽乗用車の好調さが際立つ結果となっている。

 他のボディタイプは前年同月比はすべて2ケタのプラスだが、10年7月比ではステーションワゴン部門の2万3872台が152.0%増、クーペ・オープン部門の4128台が14.2%増となった以外マイナスだ。ステーションワゴン部門は「トヨタ プリウスα(2列シート仕様)」と「ホンダ フィットシャトル」のおかげだが、クーペ・オープン部門は10年当時は「ホンダ CR-Z」が月平均3000台前後売れていた頃で、今年は「トヨタ 86/スバル BRZ」がその代役を果たし、プラスに貢献といった形。

 ベスト5の顔ぶれも他の新顔はハッチバック部門の「トヨタ アクア」、クロカン・SUV部門の「マツダ CX-5」、軽乗用車部門の「ホンダ N BOX」などだが、今年後半は怒濤の新車ラッシュが見込まれているので、要注目だ。それでは7月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。

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