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スバル ソルテラに乗って「電気自動車を所有する現実度」を考えてみた

マイナーチェンジでバージョンアップ

スバルのBEV(フルバッテリー車)「ソルテラ」は、2021年11月に世界初公開され、日本では2022年4月に受注開始しました。

スバル初のグローバルBEVとして、アメリカ、カナダ、欧州、中国などにも展開されています。

トヨタ「bZ4x」とは姉妹車で、一充電あたりの走行可能距離が若干異なりますが、基本的なスペックは同じ。エクステリアデザインや装備の違いで差別化されています。

ソルテラは2グレードが設定され、ベースグレードの「ET-SS」にはFWDと4WDを設定。上位グレードのET-HSは4WDのみとなっています。価格は以下の通りです。

グレード/駆動方式価格
ET-SS/FWD627万円
ET-SS/4WD671万円
ET-HS/4WD715万円

一充電あたりの走行距離は以下の通りです。

グレード/駆動方式一充電走行距離
ET-SS/FWD567km
ET-SS/4WD542km
ET-HS/4WD487km

ボディサイズは全長4690×全幅1860×全高1650mmで、トヨタ「ハリアー」(全長4740×全幅1855×全高1660mm)などに近いサイズ感です。

モーターのスペックは以下の通りです。

駆動方式フロントリア
FWD204ps/266Nm
4WD109ps/169Nm109ps/169Nm

2023年10月のマイナーチェンジで「スバルセーフティセンス」の機能が拡充され、一定速度以下でのハンズオフが可能になり、それにあわせてステアリングの接触検知もトルク検知型から静電検知型となりました。

これにより、前車追従クルーズコントロール作動時に「ちゃんと握っているのにステアリングに触ってない警告が出てしまうので、たまに小さくステアリングを動かす」といったアクションが不要になりました。

また、そのステアリングも丸型から上下がフラットのオーバル型に変更され、メーターの視認性が高められています。

(次のページに続く)

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