スバル ソルテラに乗って「電気自動車を所有する現実度」を考えてみた
掲載 carview! 文:編集部/写真:編集部 45
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そのソルテラに編集Kが試乗しました。乗ったのはET-SSの4WDです。ソルテラのレビューを漁ってみるとジャーナリストからはおおむね好評で、どんな乗り味なのか気になっていました。
実車を見てみると、エクステリアの印象は「写真で見るよりスマート」。フェンダーからライトの下まで伸びるクラッディング(未塗装樹脂パーツ)などはクセ強めだな…と思っていましたが、間近で見ると思いのほか気になりません。
インテリアは、共同開発したトヨタの雰囲気がわりと強めですが、全体的に落ち着いた雰囲気で、居心地のよい空間にまとめられています。それなりのボディサイズだけに中は広々。同乗者も快適です。
ちょっと気になったのは円形のシフトセレクター。右に回すと「D」、左に回すと「R」、真ん中のボタンを押すと「N」というもの。「P」ボタンはセレクターの前側にあります。
たまに「右と左どっちがDだっけ」と考えてしまうことがあり、ブラインドタッチするにはある程度の慣れが必要そうです。
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肝心の走りですが、すでにたくさんの試乗記があるので細かなレビューはそちらを確認していただくとして、編集Kの感想は「本気を出すとパワフルだけどゆっくり走るのが気持ちいい」でした。
乗り心地は、とにかく上質。細かな振動を上手にいなしてフラットに走ってくれます。高速道路などではゆったりとしたクルージングが楽しめます。
ワインディングでは、ステアリングを切った分だけぐいぐいと曲がるし、アクセルを踏み込めばさすがEV。強烈なGをともないながら豪快に加速します。
車重が約2トンあるのでヒラヒラ感こそありませんが、快適なスピードで峠道を駆け抜けることができました。
個人的に一番気に入ったシチュエーションは、一般道で流れに合わせた速度で走る時。とにかく静かだし、乗り心地もいい。特に気に入ったのは「加速の緻密感」です。
モーターはエンジンよりアクセルの反応が緻密なので、ゆっくり走りたいときのアクセルコントロールがしやすく、のんびり走行が楽チンなのであります。
(次のページに続く)
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