名車「セリカ」復活にユーザーが期待することは? 2L直4で600馬力、「GR-FOUR 」採用…最大の懸念は“価格”
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 107
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また、そのデザインに対して期待する声も少なくありません。
たとえば、あるユーザーは「セリカと言えば、常に一歩進んだ先進的なデザインが魅力だった。次期セリカでも、いまのトヨタにはないデザインを期待したい」とコメントしています。
この点について、ある業界関係者は次のように話します。
「『ダルマセリカ』と呼ばれた初代やリフトバックスタイルが印象的な2代目、未来的なデザインが特徴の5代目など、歴代のセリカはデザインでも多くのユーザーを魅了してきました。
そういった意味では、革新的なデザインこそ、セリカのアイデンティティの1つと言えるかもしれません。
もし、次期セリカにもそれが引き継がれるのであれば、現在うわさされている『ミッドシップ化』も十分に考えられます。
2025年現在、国産スポーツカーのなかにミッドシップのものは皆無です。つまり、次期セリカがミッドシップ化すれば、それ自体が差別化の要素となるわけです。
また、ミッドシップはスポーツカーにおいてもっとも理想的なレイアウトのひとつとされており、機能美を追求した独特のデザインを持たせることができます。
そのため、次期セリカがほかのモデルとプラットフォームなどを共用していたとしても、そのルックスは唯一無二のものとなると考えられます」
現在、トヨタはGRヤリスをベースにした「GRヤリス ラリー1」でWRCを戦っています。
GRヤリス ラリー1は、早ければ2027年シーズンから次世代ラリーカーへとバトンタッチすると言われており、そのタイミングで次期セリカが登場する可能性が高そうです。(終わり)
(写真:トヨタ)
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