新型プジョーRCZ、胸高鳴るスポーツクーペ
2010/05/17 00:00 carview! 文:佐藤 久実/写真:プジョー・シトロエン・ジャポン
2010/05/17 00:00 carview! 文:佐藤 久実/写真:プジョー・シトロエン・ジャポン
スペインの北方、リオハ。赤ワインの産地としても有名な地域である。パリ・シャルル・ド・ゴールからチャーター便でログローニョの空港に降りたち、バスで移動。車窓には延々と続くブドウ畑が広がる。そして、突如あらわれたサイケデリックなデザイナーズホテル。ショッキングピンクの波打つ屋根のインパクトが強烈だ。しかし、それに負けないくらいデザインコンシャスでひときわ存在感を放っていたのが、エントランスで私達を出迎えてくれた、プジョーの2+2コンパクトスポーツクーペ「RCZ」だった。
RCZは、2007年のフランクフルト・モーターショーでコンセプトカーがお披露目され、2009年の同ショーで市販モデルが発表された。実物は、写真で見るより遙かにスタイリッシュでカッコ良かった。またサイズも、イメージしていたよりワイドでボリューム感がある。
通常ショーモデルは、デザイナーのイメージが具現化されており、それがスポーツモデルであれば、なおさら、スタイリッシュでカッコ良さが強くアピールされている。しかし、量産される市販モデルとなると、法規のクリアであったり、燃費に影響する空力性能の考慮、衝突安全性能や生産効率など、あらゆる事情により“無難”なデザインになってしまうことも多い。ところがRCZは、むしろコンセプトカーより量産モデルの方がスタイリッシュと思えるほど、2年間でさらなる進化を遂げていた。
今年からロゴを一新し、変革の年となるプジョー。その第一弾のクルマとなるのがRCZである。プジョーは伝統的に、モデル名称に3桁の数字を採用している。最近では一部4桁の数字もあるが、RCZはこの伝統を採用しない初めてのモデルとなる。さらに、初めて“プレミアム”コンパクトスポーツクーペと謳っていて、クルマに乗る前から新たなチャレンジの姿勢が伝わってくる。
メルセデスベンツ『GLA』は生き残ることができるか? 大規模マイチェンをスクープ
パンクしても走れる「ランフラット」は魔法のタイヤじゃない! 安易な装着がオススメできないワケ
否定派も肯定派で意見はまっぷたつ! 「デジタルインナーミラー」の「慣れ」じゃどうにもならないデメリットとは
「名神ほぼ全線」で集中工事 一宮・大山崎・吹田も対象で渋滞20km予測も 夜間通行止めやIC閉鎖など計画
アーサー・ルクレールが接戦のレース2を制し今季初優勝! 兄シャルルも祝福|F3第4戦シルバーストン
スポーティさと高級感をミックス!AW11トヨタMR2はコクピットも楽しい【GTmemories9 /第3回】
林業専用のダンプカー…奥地まで入れる工夫 アクティオ
本物のレーシングカーと同じ仕様に! DAMDからスバル「WRX STI」用エアロパーツが登場
フェラーリ、無慈悲なチームオーダーはある? ルクレール「戦略的な行動を期待している」|F1イギリスGP
ドイツ発! 空冷VW3台持ちのオーナーが、本格的工具で仲間と楽しむプライベートガレージライフ【ガレージライフ】
微妙な色の純正ホイールを高級感あるゴールドに! 90年代隠れ名車「カワサキZZR600」リフレッシュ計画【第14話】
京都鉄博初のバイク×列車展示 スズキ「隼」ラッピング列車と「隼」が夢の共演
「シビック e:HEV」発売 価格は394万200円 販売計画台数月販300台
発表は10月、1000万円超えでも買う価値あり! 次期「BMW M2」はM3/M4譲りのシャシーや新ATで走りを大きく洗練させた
ホンダ、新型SUV「ZR-V」のティザーを予告。気になるボディサイズは?
国産ミニバンが苦手ならコレ! おしゃれMPV「シトロエン ベルランゴ」を詳しく解説
フォレスター「STI Sport」追加! この夏のマイチェンに合わせた新グレード
赤のくまどりにレーザーライトの目立ちまくりレーサー「M4CSL」にくぎ付け! 世界1000台、日本向けも瞬殺必至
愚直なまでに”マツダらしさ”を追い求めたCX-60。SUVでも”人馬一体“と”美“は表現できるのか
最新ゴルフ風デザインに変化! フォルクスワーゲン「ポロ」改良版発売
フリード改良&特別仕様車追加! シートヒーター標準装備など快適度アップ