【続・焼肉屋で誘われ始めたK-TAI】メカの偉大さを痛感した2年目。悲喜交々でもやっぱりレースは面白い!
掲載 更新 carview! 文:編集部 3
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前日にはリニューアルされた「ホンダコレクションホール」などを楽しみつつ、迎えた8月4日の決勝日。予選はタイムアタックではなく前日に“くじ引き”で決まるのもK-TAIの特徴で、《編集》が所属する96号車は52番手(チームメイトの95号車は2番手、97号車は38番手)。
K-TAIは100台を超えるエントリーのためスタートが2グループに分かれるのですが、チーム最下位である52番目の我々がなんと第2グループのトップ! 昨年もポールポジションを獲得(くじ引き)し、今年も(第2グループとはいえ)ポールポジションを獲得し「やっぱりオレ持ってる」なんて一人心の中でニマニマしておりましたが、今思えばこれが油断に繋がったのかも……。
《編集》の担当は第3スティント。チームとして前半燃費を稼いで後半勝負というオーダーが出ていたので、燃費を稼ぐために他車の後ろについて空気抵抗を減らしたり(いわゆるスリップストリーム)、早めにアクセルを戻してブレーキを使わずにコーナーをクリアするなど、できるだけガソリンを使わずに目標タイムに合わせ淡々とラップを重ねていきます。
新たに導入したダンロップ製の「DRK-SP」はグリップレベルも高く、なおかつ滑り出しが穏やかでコントローラブル。たとえ滑っても横方向に速度が逃げないので昨年よりもタイムが上がり、“ヨシムラキャブ”と相まって走るのが俄然楽しくなっていきます。
そのためついつい全開で走りたくなりますが、K-TAIは仲間と戦うチーム戦。7時間という長丁場なので、はやる気持ちを抑え事故なく自分の仕事をキチンとこなすことに集中します。途中スピンした前走者に接触しそうになるなど危ない瞬間もありましたが、無事第4ドライバーへとバトンをつなぎ1回目の走行を終えました。
(次ページに続く)
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