新型グラチェロ、華麗な変身とバーゲンプライス
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
実車を眺めて最初に感じたのは、ボディの仕上げが断然上質になったことだ。先代もジープとしてはかなりフラッシュサーフェイス化を進めていたが、新型はさらに凹凸がなくなり、またパネルとパネルの隙間も小さくなった。ボンネットフードとフロントフェンダーのパーティングラインを見れば、工作&組み付け精度が日欧のプレミアムSUVと同水準に達していることがわかる。
さらに注意深く眺めていくと、眼光鋭いヘッドランプ、ボディサイドの滑らかな曲面、クロームで囲ったモダンなグリーンハウス形状など、上質さとモダンさをアピールする要素がそこかしこに散りばめられていることに気付いた。伝統の7スリットグリルや台形のフェンダーによってジープのアイデンティティを演出しつつ、モダンでプレミアムなSUVへと華麗なる変身を遂げたというわけだ。
インテリアも大幅に質感を引き上げている。先代のインテリアはプレミアムSUVとしてはあっさりしすぎていた。とくに樹脂パーツの質感はお世辞にも高いとはいえなかった。それに対し、新型はマテリアルにも表面処理にも組み付け精度にも大筋で高い点を付けられる。
正直なところ、欧州製プレミアムSUVほどのゴージャスさはないし、センターコンソール周りのメタル調パネルも軽々しくて気に入らなかった。質感が上がった分、アメリカ車らしい大らかさも後退した。けれど、グランドチェロキーのシートに収まって前方を見渡したとき「安っぽいな」と感じる人はほとんどいないと思う。価格を考慮に入れればなおさらだ。総合的に見て、質感の低いインテリアという先代の弱点は見事に解決されたと報告できる。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
『簡単にキズが消えた!』初心者でも簡単、コンパウンドで愛車の浅いキズを手軽に修復するテクニック~Weeklyメンテナンス~
トヨタ新型「ミニアルファード」登場は? 「手頃なアルファードが欲しい」期待する声も!? 過去に"1代で"姿消した「ミドル高級ミニバン」があった!? 今後、復活はあるのか
スクーターのようでスクーターではない!? シリーズ最大排気量イタルジェット「ドラッグスター700ツイン・リミテッドエディション」発表
ホンダ 全固体リチウムイオン電池のパイロット生産ラインを公開
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!