911新型タルガ4&4Sに海外試乗。極まる熟成!
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:ポルシェジャパン
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:ポルシェジャパン
カタログを見ればわかるが、997型からタルガの駆動方式はすべて4WDのみとなる。これはポルシェがユーザー調査をしたところ、タルガオーナーはカブリオレと違い天候に左右されず毎日のようにクルマを走らすという結果が出たからだ。よって、モデルはタルガ4/タルガ4Sというラインナップとなる。前者は3.6リッターで345psを、後者は3.8リッターで385psを発揮する。
直噴化されたエンジンにこれまでと異なるテイストはない。スポーツカーらしくリニアにパワーを発揮するし、アクセルに対するレスポンスも満足のいくところ。それよりもPDKを採用したことのメリットは大きく、よりスポーツマインドをかき立てる。「スポーツプラス」のスイッチを押せば、タイトコーナーでしっかり1速まで使えるのだから恐れ入る。それに、PDKは7速まであるのがタルガには好都合。トップギアをオーバードライブ的に使えば、速く走るだけでなくゆっくりとオープンクルージングが楽しめる。
そんないいことづくめのタルガだが、じつはちょっぴりデメリットも潜んでいる。というのも、ガラスルーフを開けるとリアガラスと後方で重なり視界が悪くなる。どちらもティンテッドだけに真っ暗なのだ。晴天の日中はもちろん、夜間は後続車のヘッドライトで視野を確保できるが、曇天の日中や日没前は少々不安になる。それでもワタクシが現在所有する993タルガより数倍いいが、もう少しなんとかならないのかなという気がする……。
そんなことを感じながら新型タルガをイタリアのベローナで走らせた。穏やかな気候と相まって気持ちのいいドライブとなったのはご想像のとおり。こんなに快適で利便性の高い911は他にない。どうでしょう、カレラオーナーの方、次の911はタルガなんていかが?
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