【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
掲載 carview! 文:編集部/写真:メルセデス・ベンツ日本 38
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試乗車は最上級グレードの「V 220 d エクスクルーシブ ロング プラチナムスイート」です。
まずは乗り心地をチェックします。新たに採用されたエアサスでふんわりした乗り心地になったかというと、クルマ自体はゆったり動くもの、細かな振動をコツコツと感じます。
ハンドリングは欧州車らしいどっしりとした手応えがあり、ドライバビリティは上々。このあたりはさすがメルセデスといったところです。
パワーは可もなく不可もなくといった具合で、決して遅くはないのものの、もともと排気量の大きいエンジンではないのでフル乗車などの高負荷にはやや重たく感じるかも。また、加速時はディーゼルエンジンの存在感がそれなりにあります。
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詳細なインプレッションについてはジャーナリスト各氏のレビューをチェックしていただくとして、編集Kの全体的な乗り味の感想は「商用生まれの血統をなんとなく感じるものの、走りの質や静粛性が高いよくできたミニバン」であります。
Vクラスはもともと商用車ベースであるため、乗り味については少々雑味のようなものはありますが、逆に言えば商用ベースにここまで高級感を高めたメルセデスに脱帽です。
国内でのライバルは、言うまでもなくトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」(以下アルヴェル)です。
正直に言いますと、乗り心地を含めた全体の仕上がりはアルヴェルに軍配があがります。高級ミニバン分野おいて、アルヴェルは長きにわたり高い人気を誇っていることは間違いなく、日本のおもてなし文化が詰まった充実の装備は圧倒的ですらあります。
しかし、圧倒的ゆえにライバル不在、現状はどこもかしも見渡せばアルヴェルといった様相です。そういう視点で考えると、「メルセデスブランドらしいエレガンスを感じられるVクラス」という選択肢もアリなのかもしれません。
高級ミニバンを検討中であれば、一度チェックしてみてはいかがでしょうか!
<おわり>
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