オートエクスポ始まる。インドの車事情を報告
掲載 更新 carview! 文:大田中 秀一/写真:大田中 秀一
掲載 更新 carview! 文:大田中 秀一/写真:大田中 秀一
さて、そんなインドで開催されるモーターショーを見てみよう。デリー空港到着口を出ると、すでに看板がモーターショーになっていて、別の目的で来たのにそのままショーに行っちゃうんじゃないかと思うくらい、右を向いても左を向いても巨大な看板が目に入る。
会場に着いてみると、不便になってもあえて移した甲斐があったようで、とてもモーターショーっぽく見える。場内は大きく5つのブロックに分かれ(うち2つはマーケットエリアとフードゾーン・これだけで会場の半分を占めるほど大きい)、展示ホールは大小合わせて15ある。
ここの特徴は、2日あるプレスデイの初日にも2日目にもプレゼンテーションをするメーカーが多いこと。それも内容は、初日と2日目それぞれ、コンセプトカーと市販車、コンセプトカー・市販車とレースモデルやスポーツモデルといったふうに全く別のものなので、初日に行ったからと油断していると半分しか見ていないことになるので注意が必要だ。
一歩中に足を踏み入れればそこはインドの熱気にあふれていて、「ああ、インドに来たんだな」と思う。そのあふれる熱気と人をかきわけまずは会場内をざっと回って、前回までとの比較や(3回連続3回目の取材)、どのメーカーやどんなモデルに注目が集まり、勢いがあるのかをなんとなく分析してみた。
(次ページから各モデルの説明が始まります)
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