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ル・マンが与えたチャンスを活かしてトヨタはタフなマシンを作れ

絶妙のレギュレーションが多様な技術革新を可能にする

具体的には1ラップ当たりのエネルギー回生量はそれぞれ2・4・6・8MJ(メガジュール)に区分けされ、この回生量と、燃料の種別に応じて、1ラップ当たりの燃料の最大流量と、燃料タンク容量が決められる。

ポルシェ919ハイブリッド(2.0L V4ガソリンターボ)とトヨタTS050ハイブリッド(2.4L V6ガソリンターボ)は最大回生量となる8MJを選択。燃料タンクがガソリンハイブリッドに較べて約20%小さくなるというハンディを負わされるアウディR18(4.0L V6ディーゼルターボ)は、エネルギー回生で6MJを選択している。3台のハイブリッドはともにリチウムイオンバッテリーを使っているが、昨年はポルシェがリチウムイオン、トヨタがキャパシタ、アウディがフライホイールだった。

それぞれ異なるパワーユニットを持っているのに、13.6kmのサーキットを走ってもラップタイムの差はわずか1~2秒と僅差だ。4kmのサーキットに換算するならわずか0.5秒程度。その僅差の性能で24時間走り続けるル・マンは、エンジニアにとってもドライバーにとっても偉大なチャレンジなのである。

世界の頂点で戦うトヨタにとって、今回の負けは飛躍への大きなチャンスになるはずだ。私はそう信じている。

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