ル・マンが与えたチャンスを活かしてトヨタはタフなマシンを作れ
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
トヨタがゴール直前で優勝を逃がした今年のル・マン24時間レース。誰もが優勝を確信したとき、それは訪れた。トヨタTS050ハイブリッド・5号車の過給システムがダウン、ドライバーの中嶋一貴が無線で「ノーパワー」と伝えてきた。24時間も走ってゴール直前の数分前にエンジンが壊れるなんて、これ以上の悲劇があるだろうか。ドラマの真の主役は、悲劇を演じたトヨタだったかもしれない。
私も胸が苦しくなる思いでTVを見ていたが、最後の5分前までほとんどポルシェと対等に戦い続けたトヨタの勇姿に、世界中の人は感動してくれたはずだ。この死闘とも言えるバトルには優勝チームのポルシェも、アウディも敬意を払い、ライバルを称えあった。
同じ日にはF1・欧州GPが開催されていたが、メルセデスAMGも6月20日に同社の公式Facebookでポルシェの勝利と、健闘したトヨタを讃えている。
しかし、長いル・マンの歴史を見れば悲劇のヒーローはトヨタだけではない。あと一歩のところで勝利の女神から見放されたチームはたくさんいる。耐久レースはチームが一丸となってゴールを目指すことに意義があるが、勝つことの重みや難しさはル・マンを走るほどに思い知らされることになるのだ。
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