新型7シリーズ、プロトタイプ試乗でわかった進化の中身（首都高でも目撃）

ハイテク装備が加わり2016年に発売予定

続いて行われたダイナミック・テストでは7シリーズが相変わらずドライバーズカーであることをまざまざと見せてくれた。エアサスを標準装備したニュー7シリーズにはおなじみのエコ・プロの他、コンフォート、コンフォート・プラスそしてスポーツに加えてアダプティブ・モードが加わった。

このプログラムは車速、道路状況（コーナーやアップダウン）など様々な状況を読み取り瞬時にシャーシを適正化するというスグレモノで、あまりに上手な動きなので、あたかも自分のドライビングスキルが上がったかのような印象を与えるほどであった。

噂によればこのニュー7シリーズには9速オートマチックや、現在F1で採用されている熱エネルギーの電気化（MGU-H）などのハイテク装備が加わるらしい。正式な発表は今秋のフランクフルト・モーターショーで、発売は2016年と予想されている。