【え、マジで!?】意外すぎる“隠れ兄弟車”たち。あのミニバンと爆速スポーツハッチが同じプラットフォームだったとは…！

三菱 ランサーエボリューションX / 三菱 アウトランダー（初代） / 三菱 デリカD:5 / ジープ コンパス（初代）

え、この2台も？　意外なクルマ同士のプラットフォーム共有

さて、そんなプラットフォームは意外なクルマ同士で共用されていたりもします。

たとえば日産「エクストレイル」と三菱「アウトランダー」。だいたい同じサイズのSUVとはいえ、見た目はまったく違うしメーカーも異なります。しかしアライアンスの関係もあってプラットフォームは共通です。

時には同じメーカー内でも「それとこれが共通？」なんて驚きのパターンも。（プラットフォームとしての）MQBは「ポロ」から「ゴルフ」「ティグアン」「パサート」そして「アルテオン」まで共通だったりします。全長4mほどのコンパクトカーから、全長4.9m近いハッチバック＆ワゴンまで共用されるなんて、なんと大胆な。

しかしトヨタも負けていません。同社の「GA-Kプラットフォーム」は「カムリ」や「RAV4」に始まり、「クラウン」のクロスオーバー／スポーツ／エステート（※セダンはFR用のGA-L）、「アルファード」／「ヴェルファイア」／レクサス「LM」、さらには背の高いSUVタイプの「センチュリー」にまで採用（ほかにももっと採用車種がある）。

セダンやSUVから大型ミニバン、さらにセンチュリーまで共用するなんて、その汎用性に驚かずにはいられません。

幅広いカテゴリーという意味では、悪路も得意なミニバンの三菱「デリカD:5」（2007年）と超高性能セダン「ランサーエボリューションX」（2007年）のプラットフォームが共通（最初にこのプラットフォームを採用したのは2005年デビューの初代「アウトランダー」）というのはよく知られるところですが、実はこのプラットフォームはジープ「コンパス」の初代モデル（2012年）にも使われています。

当時はジープブランドを擁するクライスラーと三菱の資本提携や技術提携があったのが背景にあるわけですが、国をまたいでデリカD:5 とジープのプラットフォームが共通ってなんだか胸アツじゃないですか（えっ、そうでもない!?）。

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