歴代カローラ揃い踏み 初代~11代目を写真で
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一<br>歴代カローラ写真:吉田 宏隆
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一<br>歴代カローラ写真:吉田 宏隆
バブル景気が大きな盛り上がりを見せる中で開発が進められたのが1991年に発売された7代目の100系カローラだ。6代目モデルにも増して高級感を強調したエクステリアデザインやインテリアの仕様・装備などは、これがカローラかと言われるほどの充実度を示していた。
この時代にはトヨタもセルシオを発売するなど、高級車の開発を積極化していた時期であり、カローラの開発もその影響を受けていた。トヨタではセルシオの開発に合わせて北海道の士別に新しいテストコースを完成させたばかりだったが、カローラの開発スタッフは各部門を統合して士別に合宿。議論を重ねる中で新しいカローラのコンセプトと品質を煮詰めていった。
ボディタイプはセダン、レビンのほか、3か月遅れてワゴン/バンが登場し、さらに翌年には4ドアハードトップのセレスやハッチバックのFXが追加設定された。ただ、セレスはこの1世代のみので廃止され、FXもFXとしては3代目のモデルの途中で国内向けは生産が中止されている。
高級志向を突き進めた7代目カローラだが、セダン1.5SEリミテッドの価格は139.8万円に抑えられ、買い得感のある設定となった。逆にレビンの最上級モデルGTアペックスにはスーパーストラットサスペンションの装着車が設定され、この価格は213.2万円に達した。
発売当時の広告コピーは「大きな、愛のような、カローラ誕生」
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