新型VWティグアン発表。つながる機能や安全・快適装備を充実
掲載 更新 carview! 写真:市 健治
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フォルクスワーゲン グループ ジャパンは1月17日、横置きエンジン用モジュールの「MQB」をSUVとして初めて採用した2代目「ティグアン」を発売した。2008年に日本導入された初代ティグアンは、世界で280万台以上、日本でも約1万5000台を販売するVWの基幹モデルに成長。ドイツ国内では9年連続してSUVセグメントでトップを獲得している。価格は「TSI コンフォートライン」が360万円、「TSI ハイライン」が433万2000円、「TSI R-ライン」が463万2000円で、まずはFFモデルのみの導入となる。
新型ティグアンのボディサイズは、全長4500(先代比+70)×全幅1840~1860(同+30~+50)×全高1675mm(同-35mm)と、先代よりも長く、幅広く、低くなることでよりスポーティなスタイルを獲得。また、70mm延長されたホイールベースにより室内空間が拡大し、室内長は先代比+26mm、後席ニールームは同+29mmを確保した。荷室容量は後席を一番前にした状態で615L、後席を折り畳んだ状態で1655Lに達し、それぞれ同+145L増加している。足の動きで荷室ドアを開けられるパワーテールゲートも設定された(グレード別)。
エンジンは全グレードとも最高出力150ps(5000-6000rpm)/最大トルク250Nm(1500-3500rpm)を発生する1.4L直列4気筒ガソリン直噴ターボを搭載。気筒休止システムやアイドリングストップ機能、ブレーキエネルギー回生システムなどを備え、JC08モード燃費は16.3km/Lを達成している。トランスミッションは6速DCTが組み合わせられる。時期は未定だが、ディーゼルは4WDモデルの追加とともに導入されそうだ。
ハイライン以上のグレードに標準のインフォティメントシステム「ディスカバープロ」や、コンフォートラインに標準装備の「コンポジションメディア」を通じて、VWのモバイルオンラインサービス「VWカーネット」が利用可能。ハイライン以上では、インターネット接続によって専用サーバーと通信することで、ナビ検索性能、案内精度などを高めるテレマティクス機能「ガイド&インフォーム」が利用でき、通常のナビに加えてGoogle EarthやGoogle Street Viewの表示、駐車場の満空状況、ガソリンスタンドの場所や料金などの情報もリアルタイムで入手できるという。このガイド&インフォームは、初度登録から3年間は無償サービスが受けられる。
プリクラッシュブレーキシステム(歩行者検知対応)、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付)、駐車支援システム、アラウンドビューカメラ、リヤビューカメラなどを全車に標準装備。ハイライン以上には、レーンキープアシスト、渋滞時追従支援システム、リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)なども標準装備される。また、ハイライン以上のメーターにはデジタルカラーディスプレイを採用した「アクティブインフォディスプレイ」を標準装備し、ナビゲーションやドライバーアシスタンスなどの情報が表示可能になっている。
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