WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
掲載 carview! 文:編集部/写真:ホンダ技研工業 12
掲載 carview! 文:編集部/写真:ホンダ技研工業 12
今回最大のトピックとも言えるのが、アウトドア系デザインをまとった「ハントパッケージ」の追加。
<ハントパッケージの専用装備>
・ルーフレール
・専用アルミホイール
・カッパーメタリックのフォグライトガーニッシュ
・カーキ×ネイビーの専用カラーコンビシート
※撥水・廃油機能のあるファブリック素材とプライムスムースの組み合わせ
グレードも整理され、ガソリン車「G」のFFがなくなり、4WDのみになりました。プレイパッケージは新設定というより、人気グレードの「e:HEV プレイ」が「e:HEV Z プレイ」へと“Z”が入ったモデル名になったもので、こちらは逆に4WDも追加されました。
価格264万8800円~377万6300円。改良前モデルからの価格上昇はXが11万円、上位モデルのZが19万6900円、ガソリンモデルのGが2万9700円、名前が変わったプレイは13万7500円となっています。
実はこのヴェゼル、課題だった納期遅れの解消とともに昨年末から販売台数を伸ばしていて、2024年に入ってからは月平均7000~8000台を売り上げるなど、登録車の売り上げトップ10内できっちりと存在感を示しています。
一方で、3月22日に発売された注目コスパSUVの「WR-V」とはサイズや使い勝手などが被る点も多いことから、大幅アップデートで“格の違い”をハッキリさせ、住み分けを狙ってきた、というところでしょうか。月販目標台数も5000台と、より安価なWR-Vの3000台を上回る設定となっています。
というわけでライバルメーカーはもちろんのこと、同門対決も熱くなってきたコンパクトSUV界隈。今後も新型「キックス」の国内発売が期待されるなど、注目モデルが目白押しです!
(終わり)
>>ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」
>>200万円台前半でも走りはシビック級。「WR-V」の秘密はホイールベースにある
>>ホンダ ヴェゼル新型予告!アウトドア派へ転向!? “ハントパッケージ”とは?
>>実力あるのに売れない「ステップワゴン」が大改良へ! 不調の理由とは?
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