ボディタイプ別ランキングを分析【12月&年間】
掲載 更新 carview!
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今回は12月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタ カローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。
日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産の輸入車含む)全体では25万6625台、前年同月比は96.1%と4カ月連続で前年を下回った。しかし年間合計では、9月までのエコカー補助金効果による“貯金”がものをいって、433万1575台、前年比130.5%と2年ぶりに前年を上回り、3割超の大幅増になった。
ボディタイプごとの合計では、12月も4カ月連続で乗用車No.1になった「トヨタ アクア」が好調のハッチバック部門は前年同月比8.2%増。年間合計では135万8000台、前年比25.1%増だった。セダン部門は12月単月では3.0%減だが、年間では23万4700台、15.9%増と前年を上回った。ステーションワゴン部門は、これまで部門をリードしてきた「トヨタ プリウスα」と「ホンダ フィットシャトル」が勢いを失い、12月単月では21.9%減だったが、年間では24万900台、66.4%増と大伸張。ミニバン・1BOX部門も12月単月では34.9%減にとどまったが、年間では68万4800台、22.6%増だった。クロカン・SUV部門は「マツダ CX-5」、「スバル フォレスター」など新しいモデルがよく売れて、12月単月で11.6%増、年間では21万6500台、22.9%増。クーペ・オープン部門も「トヨタ 86」、「スバル BRZ」が牽引し、12月204.8%増、年間で3万7900台、228.1%増と伸び率No.1となった。軽乗用車部門は12月も2.3%増、年間で155万7600台、36.8%増と乗用車シェア36%まで勢力を拡大した。
今年は東京モーターショーの開催年。販売面では補助金効果の反動減に悩みそうだが、意欲的なニューモデルラッシュで不安を吹き飛ばしてほしいものだ。それでは12月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。
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