【鳴らさないで来てほしい?】いえいえ、サイレンの使用は法律で決まっています。音量調整機能の導入も進む
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 45
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救急車はパトカーや消防車と同じく「緊急自動車」のひとつとして定められており、特例として、緊急走行中の信号無視や速度超過が認められています。
緊急走行中には、道路交通法の規定により、「サイレンを鳴らし、赤色灯を点灯すること」が義務付けられています。もしサイレンを鳴らさずに走行すると、通常の一般車両と同じ扱いになり、緊急走行中の特例を受けることができません。
つまり、早朝や深夜であっても、現場に急行するためにはサイレンを鳴らすことが求められているのです。
サイレンの主な役割は、他の車両や歩行者に「救急車(緊急車)が走行している」ことを知らせることです。音を遠くまで響かせることで、より多くの人に気づいてもらい、速やかに道を譲ってもらう必要があります。
特に、交差点やカーブの多い道路では視界が悪くなるため、音で接近を知らせることが重要です。
救急車は、緊急性が高い傷病者を運ぶためのものです。その目的と照らし合わせると、サイレンを鳴らさずに現場に急行することはありえないということがわかります。
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