パッソが好発進、群雄割拠のミニバンも熱い【ボディタイプ別売れ筋・5月】

クーペ／オープン：ロードスター発売から1年 首位は86

クーペ／オープンカー市場は、全体で1235台。市場シェアは0.7％で、現行「マツダ ロードスター」が登場した前年同月との比較では1.5ポイントダウンと落ち込んだ。

首位は「トヨタ 86」。前月にロードスターを抜き、2ヶ月連続で1位を守った。86は5月にエアロパーツ装着車を追加するなどラインアップを充実させたのが効いて前月比39％増と大幅に増加した。

2位「マツダ ロードスター」は前月比4％減で減少幅は少なかったが、86の勢いには一歩及ばなかった。3位は「スバル BRZ」。前月比28％増と伸長し、順位をひとつ上げた。また4位「ホンダ CR-Z」も前月から台数を伸ばし、5位から4位へとアップした。なおCR-Zは6月に“ファイナルモデル”の設定が発表され、生産終了が近づいていることが明らかにされた。2010年のデビュー時にはスポーティなハイブリッド車ということで話題を集めたが、まもなくその歴史に幕を閉じることになる。

なお4月まで3位が指定席だった「レクサス RC」は前月比38％減と失速し、5位にランクダウン。デビュー以来、好調が続いていたがここにきて急に順位を下げてしまった。