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ミニバンやSUV向けに開発されたスタッドレス・トランパスTXに試乗した

試乗してもハイト系モデルとの相性の良さが印象的

さらに、TXを装着した「VW トゥーラン」(FF)と「トヨタ エスクァイア」(4WD)で、1周が約2.8kmにもおよぶ外周路を走行した。路面は圧雪が主体だが一部アイスもあり、左右で状態の異なるスプリットミュー路もあればアップダウンもあるなど、さまざまなコンディションを試すことができるコースだ。

いずれもグリップ感が高く、安心して走れることを確認。ここでも応答遅れが小さく、微少舵域からリニアに応答することが印象的だった。ややペースを上げても限界域での滑り出しは穏やかで、あまり不安に感じることもなく走れてしまう。

トゥーランでは、持ち前の俊敏なフットワークが雪上でも味わえるほどのグリップがステアリングを通して感じられた。前輪駆動の限界か、7~8度の上り勾配で坂道発進を試すと若干は滑ったが、リカバリーが早かったのはグリップの高さの表れだろう。

対するエスクァイアは、4WDという強みもあってより安心して走ることができた。普通に走っているぶんにはVSC介入を示すランプもほとんど点灯しない。重心の高いクルマだが、タイヤの剛性が高いおかげで腰砕けになることもなく、ロールも小さく抑えられている。

むろんFFと4WDという大きな違いはあるが、全体的にエスクァイアのほうがグリップ感は高く、4輪にしっかり面圧がかかる感覚があったのだが、考えてみるとトゥーランは、ミニバンながら乗用車のような走りを実現したことがウリのクルマ。むしろ背高ミニバンのエスクァイアのような、ある程度は重心の高いクルマのほうが、TXとのマッチングがよいような気もした。

このようにトーヨータイヤの最新モデルは、小さくない進化を遂げていた。冬道を走る機会のあるハイト系車両ユーザーにとって頼もしい味方となってくれるに違いない。

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