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日本復活を果たす5代目CR-Vと新型レジェンドの走りを雪上で確かめた

レジェンドが“リビングレジェンド(生ける伝説)”になるには…

マイナーチェンジでは、顔にステルス機が張り付いただけではない。ボディ剛性が格段に上がった。メーカーの触れ込みはこうだ。「ボディ各部を接合するのにより広範囲にわたって接着剤を使用した結果、ボディ剛性が上がり、乗員が感じる振動を大幅に減少」。実際はどうか。今回、昼間でもマイナスひと桁台の気温が保たれたため、よく整備された圧雪路面は走行を重ねても引き締まったまま。むしろ走行ラインは踏みしめられて硬化していった。こうした路面で新旧を乗り比べた結果、車両のバタつきの差は一目瞭然ならぬひと乗り瞭然だった。触れ込み通り、新型はバタつかない。バタつかないと、快適なだけでなく、ステアリング操作に対する応答性も上がる。運転中のクルマとの一体感、信頼感が増すのだ。

凝ったシステムを駆使して(ドライバーの失敗はある程度カバーしつつも)操作に関係なく車両を安定させるのではなく、システムによってドライバーの操作に忠実な、時には操作に現れていない意図を汲んだ挙動を実現するのがSH-AWDの意図するところ。そしてメカニズムをより正確に作動させるべく、ボディ剛性向上という基本的なブラッシュアップを図ったというのが今回のマイナーチェンジといえる。

サルーンとしては他にない方向性で、ホンダらしさを感じるよいクルマだと思う。が、高級車というのは、ひと世代かふた世代、唐突によいクルマをつくっても十分に評価されるとは限らず、売れるかどうかは長年かけてそのブランドのファンを醸成してきたかどうかによる。その意味ではレジェンドが他のプレミアムサルーン並みに存在感を示すには、この路線の継続が必要だ。レジェンドが進もうとするハイテク、マニアック路線にとって、急速に進むクルマの電動化、知能化はよい流れのはずだ。

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