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【稀少モデル】BMWが「M4 CS」発表! 超高速クーペは2000万円強、日本には何台入る?

ニュルのタイムは上位「M4 CSL」とわずか2秒差

5月8日、BMWが「M4」クーペをベースに軽量化と高出力化を果たした限定モデル「M4 CS」を発表しました。昨年の「M3 CS」に続く登場です。

新世代のM4 CSはBMW市販モデルでニュル最速タイムをもつ上位モデル「M4 CSL」(7分20秒207)にあと2秒弱まで迫る7分21秒99をマーク。

あの長いコースで2秒弱のタイム差ということは…多くのドライバーにとって体感できる性能差はほぼゼロに等しい気もしますが、CSLがリアシートを排除したスパルタン仕様であるのに対し、CSはリアシートが付くなどある程度の実用性も兼ね備えています。生産開始は7月、本国での受注は5月の終わりからとなっています。

パワートレーンはそのCSLと同スペックの3.0L直6ツインターボ(550hp/6250rpm、650Nm/2750-5950rpm)に8速Mステップトロニックを組み合わせ、0-100km/h加速が3.4秒、0-200km/h加速が11.1秒、最高速度は302km/hでリミッターが作動。ベースモデルの「M4」同様、4WDとFRモードの使い分けが可能です。

車両重量はCSLの1625kgに対して1760kgと135kgほど重めで、主にCSLとの違いは軽量化にありそう。CSもルーフ、ボンネット、前後スポイラー、リアディフューザー、センターコンソールなどにCFRPパーツを使っていますが、CSLはリアシートレスでカーボンセラミックブレーキが標準設定となるなど、さらなる軽量化が図られていました。

※↓ギャラリーで主な2台の画像を並べてみました!
>>フォトギャラリーでM4 CSとM4 CSLを比較する

<パワーウエイトレシオ>※数字が小さいほど加速がいい
・M4 CSL|4.01kg/kW
・M4 CS|4.3kg/kW
・M4 コンペティション|4.6/kW

0-100km/h加速はCSが0.4秒速いなど意外な側面も。逆に0-200km/h加速はCSLが0.4秒速くなるなど、セッティングにも違いがみられます。

<0-100km/h加速>
・M4 CS|3.4秒
・M4 CSL|3.7秒
・M4コンペティション|3.9秒

<0-200km/h加速>
・M4 CSL|10.7秒
・M4 CS|11.1秒
・M4コンペティション|12.6秒

<最高速度>
・M4 CSL|307km/h
・M4 CS|302km/h
・M4コンペティション|290km/h(Mドライバーズパッケージ仕様)

ボディカラーは専用色のフローズン・アイル・オブ・マン・グリーンメタリックとリビエラ・ブルーの他に、Mブルックリン・グレーメタリック、サファイア・ブラックメタリックが設定されます。

また、足回りでは鍛造ホイールとトラックタイヤが標準で、同サイズの公道向けのハイパフォーマンスタイヤも無償OPで選択できます。

<タイヤサイズ>
前|235/35ZR19(9.5J×19)
後|285/30ZR20(10.5J×20)

(次のページで価格や日本割り当て台数を予想)

>>MTで楽しめる最後のM3。150台限定「ファイナル・ディション」登場
>>新型M4はドリフトもハンズオフ走行も可能な万能ハイテククーペだった

>>M4クーペってどんなクルマ? 画像や価格情報はこちら
>>M4クーペのユーザーの評価はこちら
>>M4クーペの中古車情報はこちら

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