ダウンサイジング派も納得? 新型ムーヴ試乗
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:小林 俊樹
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ガソリン車トップとなる27.0km/L(10・15モード燃費)の燃費数値は、従来型に比べると5.0km/L改善。その内訳はアイドリングストップで2.0km/L、新エンジンとCVTの改良で約1.5km/L、残りは走行抵抗の低減、省電力化、吸気温の低減などとなっている。
注目のアイドリングストップシステムは「eco IDLE(エコ・アイドル)」と呼ばれ、従来のミラ用よりも軽量コンパクト、かつリーズナブルなのが特徴だ。ベーシックモデルでeco IDLE無しの「L」が112万円なのに対してeco IDLE付きの「X」は122万円となるが、アルミホイールにプッシュボタンスタート、キーフリーシステムや本革巻ステアリング、マルチインフォメーションディスプレイなどの装備も含まれている。ミラ用はアイドリングストップシステムだけで8万円高だったのに比べてグッと身近だ。
ミラ用と違うのは、エンジン再始動時のカーナビのリセットなどを防止するサブバッテリー(電気二重層コンデンサー)を廃し、そのかわりにコンピューターに補助電源回路を組み込んだこと。CVTの電動オイルポンプを廃止し、エンジン停止中の電力消費を抑えたこと。ヒルスタートシステムを従来のソレノイドバルブから、ESC(横滑り防止装置)用のアクチュエーターに変更したことなどだ。ちなみにESCとしての機能はない。軽自動車はコストにうるさいから仕方ないのかもしれないが、あと一踏ん張りで装備できるのだから惜しい。軽自動車のESC義務付けは2014年10月1日だから、6代目まで待つしかないのか? 「次世代スタンダード」を謳うのなら、一歩先を行って欲しいところではある。
エンジンは従来のKF型がベースだが、ポンピングロス低減効果が高いi-EGRや樹脂製電子スロットルボディを始め、高効率化が図られた。興味深いのはホイールベースの短縮によって広げられたエンジンルームの空間を吸気温の低減に活用していることだ。特に夏場などは燃費改善効果が大きいという。
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