【コメント欄で激論】「一番の良さはデザイン」「延命措置して売られているだけ」…「マツダ2」販売状況の記事が話題

マツダ MAZDA2

惜しまれつつも2026年に生産終了に

これらのコメントに対して、ある業界関係者は次のように話します。

「マツダ2の魅力は走行性能とデザイン性にあります。かつて、ディーゼルモデルの走りはクラストップレベルとの評判があり、運転の楽しさを重視するユーザーから高く評価されてきました。

しかし、近年はSUV人気の台頭などにより、コンパクトカー全体のニーズが低下しており、マツダ2も苦しい立場に置かれていたのも事実です。さらに、ディーゼルエンジンが廃止されたこともマツダ2にとって向かい風となりました。

コンパクトカー市場は依然として縮小傾向にあり、新たなユーザー層を獲得するのは難しい状況であることからマツダ2は2026年に生産終了になると言われています。

こうしたトレンドは短期間で変わるものではなく、現行モデルの生産終了はやむを得ない状況と言え、おそらく次期モデルの投入も見込めないだろうと予想されます」

このように、マツダ2の現状の立ち位置を考えるとクルマとしての評価は高いものの、市場環境の変化が販売に影響を及ぼしていることがうかがえます。

（終わり）

（写真：マツダ）