【読者のお悩み相談】輸入高級車（セダン）って中古車価格めっちゃ安いけど、買って大丈夫？

アウディ A6（相州で発表された新型）

輸入高級セダンの維持費、実際のところは？

輸入高級セダンは購入価格だけでなく、「壊れやすく維持費が高い」といったイメージもありますが、近年では品質向上やアフターサービスの改善が進み、国産車と大きく変わらないケースも増えてきています。

実際、アウディ「A3」を所有するあるユーザーは、「同じパーツのクルマが多く流通しているため、パーツ代も安く維持費も国産車並み」と話します。

ただし、修理費用は作業時間の指数設定や工場の基本工賃（レバレート）が国産車より高めに設定されていることが多く、同じ作業内容でも費用が高額になりやすい点には注意が必要です。

加えて、ハイオクガソリンを使用するモデルも多いため、ランニングコストも国産車より高い傾向があります。

一方で、中古車として購入すれば、イニシャルコストを抑えながら高級感のあるデザインや優れた走行性能を手に入れることが可能で、新車では予算的に購入が難しかったモデルも現実的な選択肢になります。

ただし、保証の有無や整備履歴の確認は必須で、新車購入時とは対応が異なることを理解しておく必要があります。

維持費や修理コストに不安があっても、事前に特徴を把握し信頼できる販売店や整備環境を選べば、価格以上の満足感を得られる可能性は十分にあるといえます。